第14話
サトル君がぱたんと光る板を倒した。これはPCと言うものだそうだ。
これで本を作ったり計算したりいろいろ便利らしい。
そろそろと思ってたらメグミさんが入ってきた。
「クラス委員会終わって、あらユリちゃんここにいたのね」
「あ、ありがとう。書類はそこの箱に入れておいて。明日処理するから」
「そういえば、会長は?」
メグミさんがきょろきょろする。
「えっ?さっきクラス委員会に行ったと思うけど」
サトル君が驚いたように答える。
「それが来なかったのよ。おかしいわねぇ、なにかあったのかな」
サトル君が心配そうだ。
ポケットから平たい板を出し眺めて指でこすっている。
「なんか、体調悪いから帰るってちょっと前にメッセージ来てた。気が付かなくてごめん」
「そうなんだ。めずらしいわね。まぁいいわ。ユリちゃん、帰ろうか」
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