第6話
折角他の世界に来たのだからあちこち見て回りたい。
けれども、メグミさんもタケルも昼間はガッコウに行かないといけない。
なので、私は姿を消して二人の後についてガッコウに行ってみた。
二人は気が付いているようだったけど、何も言わなかった。
姿を消してるから大丈夫って思ってくれたのかな。
授業を受けてるときのタケルは結構真面目なんだな。
頭の中にも筋肉が詰まってるのかと思った。
メグミさんは優等生みたい。
聞いていてもつまらないので部屋の中にいる先生にちょっかいを出してみる。
先生が書いた文字をすぐに消してみる。
生徒の机の上のものを隣の生徒の机の上に置いてみる。
殺気を感じた私が振り返るとメグミさん、、二回りくらい大きく見える。
そのまま廊下に連れ出されて、、、、説教された。
なぜかタケルも一緒に説教されていた。
どうやら私の陰に隠れてイタズラしてたらしい。バカだ。
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