第4話

二人からこちらの世界のことを教えてもらった。主にメグミに聞いたけど、、、こちらの世界は私の世界と全く違う。


こちらには魔法がなくてカガクがある、らしい。

そして私、サキュバスなんだけど、のような存在は想像上の存在だということだ。


魔法がないと聞いて心配したけど、私の魔法はなぜか使えた。それだけは良かった。


「それで、あちらに戻る方法はあるの?」

メグミさんが心配そうに聞いてくる。

「あるよ、こっちで魔法陣書けばいいの」

あからさまにほっとした表情のメグミさん、いい娘だ。

「でも、今の魔力の量じゃ無理ねぇ、回復には時間かかるかなぁ」

今度は落胆した表情になるメグミさん。コロコロ表情が変わってかわいい。

「簡単に魔力を回復する方法あるんだけどね」

「え、なになに、どうやればいいの、私にできることある?」

メグミさんが勢い込んで聞いてくる。

「セックス」

「え?」

「だからセックス、こっちのことばだとまぐあい?」

「言い替えなくてもわかるよ、で、セックスって、、、」

顔を赤くして可愛いな、食べちゃいたいくらい(性的に)。

「タケルとセックスすればだいぶ回復できるか…」

「ダメ―!」

大声出さなくてもわかるよ、二人の様子見てれば。でもちょっと意地悪しよう。

「タケルがだめならメグミさんでも」

「だめに決まってるだろう、お前、やっぱり殺す」

タケルがどすの利いた声で脅してくる。

「はいはい、冗談だから。二人とセックスする気はないよ」

あからさまにほっとした二人だけど、さて、どうしようかね。セックスしないと魔力がたまらないのは確かなので、、、とりあえず、後で考えればいいか。

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