読み進めていくうちに、これはNTRじゃないのでは……と早とちりしてしまいました。ああ、やられたという感じでした。牛乳や豚肉、みそ汁の具とか、そんな食材を買って帰って、料理をしている日常の中だから、イチジクの存在感が特異なように思われて。一人、イチジクをかじるラストシーンは、冷え冷えとした空気と主人公のやるせなさが、じわじわと染み出してくるようでした。この言葉が出始めた頃、エヌティーアールってなんだ? と、しばらく思っていました(笑)。
作者からの返信
@sakamonoさん
こんにちは、お読み下さりありがとうございました!
世の中には様々なタグと言うか、ジャンルというか、そんな物が存在していますよね。NTRも「へぇ、そんな需要が……」と。祭がなかったら書かない話だったかも知れず、面白いものです。
このお話の主人公の場合、まぁ、因果応報に遭ってしまったと言いますか。私からイチジクへのファンアートでもあります。笑
お楽しみ頂けたなら嬉しいです!
コメントありがとうございました!!
生のイチジクは食べたことがないんですけど、俄然興味がわいてきました。この話思い出して食べながら変な顔しそうだけどw
>唾液に濡れたままの彼の口の端はわずかに持ち上がっている。
>音もなく口角を持ち上げるのが見えた。わずかに。でも、確かに。
ここらへんの彼らの行動をリンクさせてるところにゾワッとしました。一気にどん底に落とされたようで最高です。
作者からの返信
tomoさん
読んで下さりありがとうございました!!
ねっとりしたエグくて薄甘い果実、ゾワゾワの雰囲気作りに一役買ってくれてハッピーです。(お話はハッピーではない)
生イチジク、ぜひぜひ!
楽しんでみて下さい!
コメントありがとうございました!!
どこに行き着くのかと思ってましたら、なるほどNTR。
思い出と相まってやるせない感じがいいですね。
私ならアパート更新せず引越して彼の連絡先も消しちゃう案件ですがw
作者からの返信
ながるさん
こんにちは。お読み頂きありがとうございます!
過去の自分からブーメランがやって来るお話でした! ドロドロしたお話にしたかったので、やらせない感じを読み取って頂けて嬉しいです!
この主人公もながるさんくらい綺麗に思い切れたら、きっと幸せになれるでしょうね……
コメントありがとうございました!!