第24話

翌日、



「愛菜、中村先輩のクラスを知ってる?」







「中村先輩って、あの演劇部の部長の中村先輩?」








部長かどうかは知らないけれど









「そう。やっぱり昨日の話受けてみようと思って。」








と言うと






「えっ、急にどうしたの?

まさか凛が受けるなんて思わなかった!!

でも、凛の人魚姫みれるなんて楽しみだわ!」




と眼を輝かせた愛菜。









「え、ふわり人魚姫しちゃうの?

俺王子立候補するし!」



とやってきた悠斗。






「いや、そこは演劇部のエース霧島先輩でしょ?」



と愛菜。






「それでクラスは知ってる?」





と改めて尋ねると







「それには及びません。

不破さんやって下さるのですね。」



といつの間にかすぐ後ろにいた中村先輩。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る