第53話

しばらくベンチに座って過ごした後




「いつものとこ行く?」







とハルが尋ねた。




『いつものとこ』と言われて思い浮かぶのはあの場所しかなくて





「うん!行く!」



と答えた。







「今日は多いかな?」




休日だし着く頃には11時になっていると思う。





「そうかもね。いつも割と空いてる時間にいくけど、結構人気あるからね。

たまには頑張ってるフミトさん見たくない?」






「そうだね。カウンター席とかいいかもね!」









そんな話をしているうちにフミトさんのお店『café Aqua』に到着した。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る