第47話

その夜、ハルからラインがきた。






『さぁちゃんこんばんは(^^)

明日の朝8時に東条高校前集合!!

早いけど大丈夫かな?』







『大丈夫だよ!楽しみにしてるね』




学校よりも遅い時間だし朝は得意な方だから全然問題ない。







家族やクラスのグループライン以外で誰かと連絡をとったのはいつぶりかわからないくらい久しぶりだった。





ラインの友達欄に


haruki.s が加わっていることに自然と笑みがこぼれた。









お母さんに


「明日出かけるね。」


と言うと






目を見開いて


「あら、珍しいわね。たまには息抜き楽しんできなさい。」



とどこか嬉しそうに笑った。

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