第4話

もうすぐ高校最後の春休みになるというのに。

周りは何となく浮足立ってるのが分かる。



まぁ、私にはそんなこと関係ないのだけれど。

春休みなんて名ばかりで一応「エリートクラス」にいる私は補習だらけなのだから。




やりたいことも見つからない、

高校時代に打ち込んだことなんてあっただろうか。


恋愛なんてもっての他。

周りのみんなは恋愛したり、どこの大学目指すだとか何かしら目標を持っているというのに。

それを「くだらない」とまで思っているくらいに私は空っぽでつまらない人間だ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る