第3話

そして2人は私に背を向けて腕を組んで歩き出した。



そう言えば、あの2人って学校で有名な1年カップルだったっけ?



さっきの彼女の礼は

「私の彼氏がすみませんでした。」

そんなところだろうか。



私に愛想がないことは自覚してる。

だから怒ってるように見えたのかもしれない。



そう思った刹那、敗北感が私を襲った。







一体私は何をしているのだろうか。

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