Chapter3 「推し」のライン
どこからが「推し」で、どこからが「推しではないもの」なのか。
この境界線はとても曖昧で、人によって違う。あれが好きであれが嫌い、なんていう、どちらか一方に決めつけるのは困難を極める。
好きなキャラクターや人なだけで「推しではないもの」なのか。それとも「推し」なのか。
ここに境界線を引くのは、よくないと吾輩は感じている。
なぜなら、好きか嫌いかの判断は個人に委ねられており「推し」を決めるのもその人だから。すごく当たり前。
めっちゃ好き! なのか。
まあまあ好き、なのか。
ソーソー(どちらでもない)なのか。
まあまあ苦手、なのか。
めっちゃ苦手! なのか。
まあまあ嫌い、なのか、
めっちゃ嫌い! なのか。
この他にも考えていくとキリがない。好きの加減なんて、色みたいに数えられないほどある。天文学的数字になっても終わらないだろう。
他人に「それ、推し活じゃなくね?」というのは厳禁。
その人が推しているかどうかは、その人が決めるもの。他人であるあなたが決める筋合いはない。
逆に、全力で推しているのに「推し活じゃない」と言われると結構精神にくる。
自分の「推し」について「これは推しているのか」と不安になったら、もう開き直ろう。
「自分が推してるって思えば、推してるんだ!」
現実ではご都合主義でもいい。それがタブーなのは、創作の世界だけ。
三次元、リアルを生きる吾輩らが、ご都合主義だとかこじ付けだとか考える必要はない。
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