「＿＿＿＿んっ！？！？」

帆夏が上を向いて考えていたその時、

突然桐谷千隼と名乗った男が帆夏に近付けば

手で彼女の顎をクイッと掴みキスをしたのだ。

そのキスは帆夏にとって最悪のファーストキスと

なる事となる。

帆夏は突然の出来事に目を見開き、すぐ様彼の身体を両手で思いっ切り押し退ければ怒鳴る。

「 … 〜ッ！！！いきなり何すんのよ！！！

しっんじらんない！！！ファーストキスだったのに … ！！！！」

そう今にも泣きそうな、そんな表情で怒鳴り蹴散らした帆夏は入り口の方へダッシュで向かい、ドアを開き

階段を駆け足で駆け下りる。

その様子を夏樹は不機嫌そうな表情で見ていた。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい