「皆グループはそれぞれ集まりましたか〜？揃った所から報告に来てくださーい！」

帆夏は、新井先生への元に駆けて行き、

「わたしの班は、わたしと美鈴ちゃんと夏樹くんと筧くんの4人グループですっ！」

「三原さんのグループは、その3人ね！了解！」

ちなみにそのお泊まり会は、8月12、13の2日間に渡って開催される。

グループが決まって、自分の希望通りのメンバーでウキウキ気分な帆夏は鼻歌を口ずさむ。

「帆夏ちゃん何を口ずさんでるの〜？」と美鈴が尋ねてきた。

「え〜っと、なんだっけなぁ…。」

すると、近くに居た筧が、

「確かその曲『世界に一つだけの花』じゃないかなぁ。」

と会話に入って来た。

「わたしそれ知ってるよ〜！」

と美鈴が言ってきた。

「ボクも知ってる〜！」

と夏樹も参戦してきた。

そんな事をしているうちにあっという間に再び予鈴が鳴った。

そして時は夏。そしてお泊まり会当日を迎えた。

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