第16話
五分休みの時間帆夏は、美鈴と夏樹と過ごしていた 。
「そういえばさ〜気になっていたんだけど、帆夏ちゃんと夏樹くんはもうお友達なの?」
そう尋ねられ、帆夏は笑顔で、
「うんっ!わたしと夏樹くんは入学式の時からお友達だよっ!」
「そうなんだ〜!わたしまだ男の子のお友達居ないなあ〜。もう帆夏ちゃんは女の子のお友達、男の子のお友達が既に居るから羨ましいなあ〜。」
「美鈴ちゃんにもすぐ出来るよっ!」
「えへへっ、だといいなっ!」
と会話をしているとあっという間に2限が始まる予鈴の音が教室の中ににあるスピーカーを通して響き渡った。
『ガララ』
と再び新井先生が入って来た 。
「2時間目はこれからの事について説明するからよ〜く聞いていてね〜!」
「まずは〜…夏になるとお泊まり会があります!
1年生全員参加だから皆忘れないでね〜!」
「ねーね、帆夏ちゃん聞いた〜?お泊まり会だって〜!」
と隣の席の美鈴ちゃんが帆夏に言ってきた 。
「うんっ!聞いたよっ!お泊まり会だってね!」
この学年でお泊まり会何て普通じゃ考えられないがこの学校では1年生時の行事の一つらしい 。
その言葉を聞いた帆夏は、言葉の意味はあまり理解してないが何だがワクワクしていた 。
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