第11話
翌日 。
天気は晴れ 。
帆夏は、沙織によって起こされた 。
「帆夏〜起きなさ〜い!今日から学校よ!」
「うわっ!ごめんなさ〜い!」
と眠い目をこすりながらも体を起こす 。
そして、パジャマを着たままで階段を降りる 。
リビングの扉を開けると、既に制服を着て朝ご飯を食べている環と友梨夏が居た 。
「帆夏おはよ。」
「おはよ。」
2人から同時に挨拶をされ帆夏は、
「お兄ちゃんお姉ちゃんおはよ〜…」
と挨拶を返した 。
「おぉ〜帆夏やっと起きたか〜。おはよう!」
とコーヒーを片手に博己が帆夏の方を見て挨拶をしてきた 。
「パパおはよ〜…」
「その様子だとまだ眠そうだな〜」
「眠いよぉ…」
「ほら、学校に間に合わなくなる前に早く朝ご飯食べちゃって」
と沙織が帆夏を椅子へと連れて行く 。
「いただきま〜す!」
と帆夏は朝ご飯を食べ始める 。
今朝の三原家の一般家庭でもありがちな目玉焼き(半熟)とパン。帆夏の場合はここに牛乳が加えられる 。
帆夏曰く身長を伸ばしたいために毎朝どんな朝食であれ牛乳は必須らしい 。
「ご馳走様でした〜!」
と先に食べていた兄と姉より一足遅く食べ終わり、
帆夏は早速部屋へと戻り、身支度をし始める 。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます