第15話

___ やっぱ 違う ハルト じゃない ?

だって私の知ってる晴人は学校で噂になるほどの

人じゃなかったもん 、寧ろそれは匠海の方だったし ?



「 ねぇ奈穂 、そのハルトって人の漢字は ? 」



「 へ? 晴れに…人じゃなかったけな … 」



______ 晴れ に 人 … ? それは 晴人 だ !!!

確かに私の知ってる晴人そのもの … 。

ということはやっぱり今朝会ったのは晴人なの ?

えぇ…格好良くなり過ぎじゃない ?




「 もしかしてその晴人君 、栞の言う幼馴染みの子 ? 」



「 うん … 。でもあんなイケメン知らない … 」



「 変わったんじゃない ? 」



あんなに変わるなんて … 何かあったの … ?

ようやく教室に着き扉を開け入る 。

そして黒板に貼られている席を見て再び固まる … 。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る