第13話
未だに今目の前に居るこのどイケメンがあの ハルト だなんて信じられない 。
ハルト と言えば私からすれば地味男だった (失礼)いや … 本当に 。あれは誰が見てもそう思うよ 。髪は少々ボサボサ気味でメガネ 。それはどこか地味男の他にオタクの匂いをも感じた 。所謂近づき難い存在だった 。
しばらく一人で色々な事を頭の中で整理していると
すかさず晴人の低い声が降ってきた 。
「 あのさ 、さっきから何をブツブツ言ってんの ?
ハッキリ言わせて貰うときもい 」
何とも冷たい一言 。口調こんなんだったっけ ?
本当に本当に目の前に居る人はハルトなの ?
こんな人私の知ってる ハルトじゃないよ … 。
でも 今 目の前に居るのは ハルト … 。
実は私の初恋の相手 __ … 。
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