第5話
悠の相変わらずの態度に少々呆れるも 、着替える時間がなくなっても困るので 、私は何も言い返す事なく椅子に座れば目の前に用意されていた朝食を黙って口に運ぶ 。
朝食の時間はただただ無言状態だった 。
誰も喋らない 。普段なら喋る香織も今日は話さない 。
この空気だもん … 話せる訳ないよね … 。
2人よりも一足先に朝食を済ませ 、制服に着替えるため
階段を上り再び部屋に戻る 。
部屋に戻ったならばハンガーにかけられている
まだ新品ほやほやの制服を手に取り 、早速それに
身に纏い 、鏡台の前に立つ 。
憧れていた高校生活 。
今日から私は “ 華のJK ” になる 。
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