第4話
日本に戻った俺は実家に帰ろうと思う。
実家は特典どうり剣術の家系だった、示現流の流れをくみ一撃必殺の剣術である。
久し振りに帰るし米が食いたい、異世界はやっぱり米がなく食い足りない気がしたのでさっさと帰ろう。
「ただいま〜腹減ったーなんか飯食わせて〜」
「あら、お帰り武者修行はもう良いの」
「あ、母さんうん大体終わりもう親父にも勝てると思うよ。」
「あら、だけどお父さんもこの1年ダンジョンにもぐって鍛え直していたわよ。」
「ふ〜んダンジョンね、ダンジョンダンジョンダンジョンねて、え、ダンジョンて何?」
「あら呆れたそんなことも知らないの、どんな山奥にいたのよ2年前ダンジョン出来たって大騒ぎしてたじゃないの。」
「え、2年前」
異世界行った時ぐらいか。
「じゃあ1年前ダンジョンに入れる様になったのも知らないのね、18才から免許が有れば誰でも入れるのよ。」
「本気で、ということは俺も18だから免許取れるの。」
「えぇ、役所行って申し込めば試験受けられる筈よ、その前にあんた風呂入っちゃいなさいその間にご飯用意しちゃうから。」
「へ~い、じゃあサッパリしてからご飯食べますか。」
役所は明日行けばいいか。
「すいませーんダンジョン免許の試験が受けたいのですが。」
「はい、ダンジョン免許の試験ですねソレではこちらの書類に必要事項ご記入のうえマイナンバーカードと一緒に提出して下さい。」
「はい分かりました今記入します。」
え~と何々名前、住所、年齢、電話番号あと分かればジョブ、スキル、魔法適正とうん分かってるし全部書こう。
「はいこれでいいですか?」
「はい受け取りました、え~と名前、住所、年齢、電話番号ジョブは剣聖?スキルは刀術、体術、アイテムボックス!鑑定!ちょと君本当なの?」
「はい、嘘は書いてないですけど?」
「じゃあちょと付いてきてくれる。」
そう言って腕をとり上の階えと引っ張られる、え〜、どういうこと説明してヘルプ・ミー。
「岩瀬課長この子に鑑定の水晶の使用許可を。」
「おいおい行き成りどうした桜井君、まずは説明から頼むよ。」
「この子の申告でジョブは剣聖、スキルに至ってはアイテムボックスと鑑定があると申告したので。」
「なるほど確かに鑑定が必要なようだ、君、名前は何ていうんだい」
「あ、ハイ伊藤誠司と言います。」
「じゃあ伊藤さんこの水晶に触れてはくれないかい?」
「分かりました。」
これって何処までみえるんだ?
―――――――――――――――――――――――
伊藤誠司(18)
剣聖Lv35716
スキル
刀術20体術16
エクストラスキル
アイテムボックス10鑑定10
魔法
無属性6
―――――――――――――――――――――――
「…………」
「…………」
「…………」
やっべ〜レベル見えてる〜
「伊藤さん何か言いたい事はあるかな?」
「ハイ、ダンジョンに入った事はありません。」
「ならなんでこのレベルなのかな、いや待て2年前に入ったとしてもこのレベルはおかしい説明しください。」
「はい、えっとですね2年前に異世界に召喚されまして魔王を倒してくれと頼まれましてこの世界から
3人の英雄として〝勇者“〝賢者“〝剣聖“のジョブに就ける者を召喚したそうです、英雄は他の人よりもレベルが上がりやすいそうなので異世界で頑張ってレベルを上げました。」
「異世界か確かに異世界でなければ説明が付かないのは確かかもしれない、うーんこれは現場判断して良いレベルではないな、他にも〝勇者“〝賢者“が出てくる可能性があるし上に丸投げだな、伊藤さんこの話は今対応ができないので後日また連絡をさせてもらいたいこの番号に掛ければ対応出来るかい?」
「はい家電なので即自分が出られないかもしれませんが自分には伝わると思います。」
「分かりました、では後日また改めてお話しを聞かせてもらうことになりますがよろしくお願いします。」
「分かりましたその時ダンジョン免許関して試験は受けさせてもらえるでしゃうか。」
「そうだね、悪い様にはならないと思うよ、それではまた後日。」
ダンジョン入る為の試験の為に偉いことになったな。
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