第9話 刺客無双
内相は好き勝手を並べたあげくにもう一度低く「ぐふふ」と笑い声を上げた。
王太子は「貴様……」と呻り、妃は青ざめた顔を広げた扇で隠す。たまらずコーレが前に出ようとしたその時、彼を右手で制しながら後ろから二歩三歩と進み出たのはビアンカだった。内相に真っ直ぐに向いて両腰に手を当て、胸を張って仁王立ちをした。
「わかりました。では、閣下のお名指し通り、刺客は刺客らしく振る舞うことにいたしましょう。貴方方にとっても、仕える王家の方々を刺客の兇刃から護って先に斃れるのは御本懐。折角のそのお
明るい声で高々と、しかし不穏な物言いに、内相が眉を顰めて「なんだと?」と問い返す。それに応じず、ビアンカはちらりと背後のコーレたちを見て再び声高らかに宣言した。
「王太子殿下、御前にてみだりに武を揮う無礼をあらかじめお詫びいたします」
王太子夫妻は事の成り行きにただ驚くばかりだ。コーレは慌てて引き止めようとした。
「ビアンカ、だめだ! 丸腰でどうするつもりだ、俺が皆を護る」
だが、ビアンカは笑顔できっぱりと断った。
「コーレさん、次の獲物は私のものという、あの約束をお忘れではないですよね?」
「いや、それは」
「私の刃を
ビアンカは頭からベールを取り去って投げ捨てると、ドレスの膨らんだ袖の中から三条の幅広い白い紐を取り出した。
素早く一条を鉢に巻いて長い髪を抑える。一条は襷に掛けて袖をからげる。そして最後の一条は腹に力帯とし、ドレスの両裾を脇から持ち上げて股立ちを取る。現れた腿のガータータイツのその上には、左右一対の短剣がバンドで留められていた。
透き通るように白い高腿が目に入り思わず眼を逸らしたコーレにビアンカは笑顔で言った。
「御安心を。国王陛下にはさきほどのお目見えの際に帯剣のお許しを得ておりますので」
そして敵を端から端まで、ず、ずいっと見渡してまた笑う。
「まずは、場を調えませんとね。忠義の皆様、どうぞお下がりの上、お気を付けあそばせ」
そう言うと、いきなり茶席の卓を横に倒して足の裏で思い切り蹴りつけた。天と地の大きさが異なる楕円の卓は勢いよく走り出し、石畳の凹凸と隙間で軌道を複雑に変えながら旋回して敵の真只中に突っ込んでいく。男達は慌てて避けようと逃げ回ったが、味方と絡んで逃げ遅れた一人がぶつかられて吹き飛ばされた。卓は御丁寧にもぐるりと一周回って男の体をもう一度轢いてから花壇の縁で跳び上がり壁にぶつかって止まった。その様を見て、ビアンカは腹を押えてコロコロと笑った。
コーレも半ば呆れながら思い出した。今朝、刺客の一団から走って逃げた時、自分よりビアンカの方が速かった。うん、脚力が強いのも納得だと。
「あら、申し訳ございません。ですが、私、お気を付け下さるように申し上げましたわよね」
ビアンカは今度は腰掛を高々と持ち上げて次々に投げつける。また敵が右往左往して逃げ惑うそのさまに、後ろの王太子妃が思わず扇の陰で「ぷっ」と噴き出した。命が掛かる場の緊張感が台無しだが、笑いをこらえきれなかったのだろう。
コーレは「腕の力も強いのか」と呟きながらも夫妻を庇って壁際まで下がらせる。それを確かめてビアンカは腿の二剣をすらりと抜き放った。
「さて、広く片付きましたところで、正々堂々とお立会いいただきましょうか!」
「貴様! この卑怯者! 物を投げつけておいて、何が正々堂々だ!」
内相の横に控えていた男が堪りかねて怒鳴ったが、ビアンカはすかさず言い返す。
「あら、卑怯不意打ちは刺客にとっては至極当然、正々堂々の内ですわ。ですが皆様は王太子殿下を護りにいらしたのでしょう? 御前では騎士らしく振る舞われると期待しております。間違っても梯子にぶら下がって藻掻くような
煽られて、怒鳴った男の顔が真っ赤に染まる。ビアンカの言葉でコーレも思い出した。この男、どこかで見たことがあると思ったら、今朝ビアンカを襲った連中の首領だ。
「さあさあ、皆様にはこの卑劣なる女刺客めを御成敗いただきましょう。どなたからいらっしゃいますか?」
「調子に乗るのもそれまでだ。たかが小娘一人、何ほどのことも無い。王太子たちは後回しだ、グレッグ、まずはその女をやれ!」
内相が合図すると、グレッグと呼ばれた首領の男が顔を紅に染めたままで前に出てきた。今朝の醜態を揶揄われたのがよほど気に障ったのか、血走った両目が吊り上がっている。
「憶えていろと言っただろう。今朝かかされた恥の恨み、晴らさせてもらうからな!」
口から泡を飛ばして大声を出した時だった。内相が「待て、何だと?」と口を挟んだ。
「グレッグ、今朝の話では、女の逃げ足が速くて何もしないうちに逃げられたのではなかったのか?」
「閣下、そ、それは」
グレッグは思わず口ごもる。
「あら、腹心に隠し事をされるとは、さすが内相閣下は随分と人望が厚くていらっしゃる」
「う、
すかさずビアンカに揶揄われて、内相の顔も赤くなった。
「もう、どうでも良い! グレッグ、さっさとそいつの口を塞げ!」
「女! 今度はお前が無様を曝す番だ。その腕のほど、試してやる。行け!」
グレッグの指図に応えて、剣を抜いて並んだ男の一人が進み出てきた。双剣を体の前で交差させて待ち構えるビアンカの前で立ち止まると不遜に嗤い「まずは小手試しだ」と言うや、いきなり剣を突き出した。その剣先はビアンカの胸を真っ直ぐに目指している。だがビアンカは右手の剣を逆手に返して伸びて来た敵剣を軽く受けとめた。剣先を持ち上げながら、左へくるりと身を回す。相手の伸びきった右手目掛けて左手の剣を思い切り振り下ろせば、ボグッという鈍い音とともに手首に吸い込まれていく。橈骨尺骨まとめて砕かれた男は「ギャッ」と痛々しい悲鳴を上げ、剣を取り落として膝から崩れ落ちた。そこへもう一撃と振りかぶると、男は右手を抱えながら必死に
「まずは小手試し。大した小手ではありませんでしたわね。次は腕試し、そして命の運試しと参りましょうか? どなたがお試しになられます?」
落ちた剣を横へと蹴り飛ばしながらビアンカが挑発すると、別の男が「貴様!」と叫びながら切り掛かってきた。力任せの一撃を今度は左で受け払えば、相手の剣は勢い余って下まで流れる。こちらに振り返るところに右剣を二度振り下ろせば、今度は両の鎖骨が折れる音がした。
「失礼、腕ではありませんでしたわね」
「行け! 行け!」
二人目も脆くも崩れ落ちるのを見たグレッグが怒鳴る。それに応じて次から次へと男達がビアンカに切り掛かるが、ビアンカはひらりひらりと受け躱す。その様は優雅にして勇壮な剣舞のごとく、さながら真白い鳥が自由自在に空を舞い、いきり立って足爪で掴みかかろうとする猛禽をあしらうようである。そして躱したその後は、双剣を揮って重い痛撃をお見舞いする。男達はたまらずばたりばたりと昏倒してその数を減らしていく。
その雄姿を背後で見ながら、コーレは師匠の「白い布包み、中身は柔らかくて強く取扱注意」という言葉を思い出していた。うん、その通り、但し「凄まじく強く」がより正確と。そのさらに後ろでは、王太子妃が広げた扇を振り回しながら「セラスティアさま、すてきー! いけー! やっちゃえー!」と声援を上げて王太子に優しく
「何をしている! 一斉に掛かれ!」
焦ったグレッグに命じられて、残り少ない三人の二人が息を合わせてビアンカの正面と右から切り掛かった。ビアンカはその剣を左右の剣で受け止める。だがその二人にはもとより一撃で仕留めるつもりは無い。噛み合った剣が離れないように押さず引かず、ビアンカをその場に釘付けにしようとする。そこに三人目が左側から突っ込もうと剣を振りかぶりながら勢いよく走りこんだ。
ビアンカがなんとか体を捻って躱そうとするあわや
だが、その悲鳴はすぐに驚きと安堵の声に変わった。
男が剣を振り下ろそうとしたその時に、目の前に白く輝く分厚い光の壁がいきなり現れた。剣は弾き飛ばされ、体ごとぶち当たった男は大きくもんどり打って石畳の上に頭から転がった。打ち所が悪かったのか、手足を震わせるばかりで立ち上がる様子がない。
ビアンカに打ち掛かっていた男二人も、壁の輝光に目が眩み思わず力が緩む。ビアンカはすかさず双剣を翻して次々に相手の首筋を打ち相手が倒れるのを確かめると、ちらりとコーレの方を見た。
そのコーレの手には柄の金剛石が煌めく木剣が握られており、魔法を放ち終わって再び光の魔力を集めて輝いていた。その清い光を目の端に納め、ビアンカは視線を油断なく戻しながら言った。
「あのハルピュイアの羽を折ったのも今の魔法ですね?」
「『詮索はしない』も約束だろう?」
「そうでしたわね」
コーレの素っ気ない返事に「ふふ」と小さく笑ってからビアンカは顔をひきしめてグレッグと内相を見た。
「さあ、残るは貴方方お二人。見事王太子殿下を護り切ってお見せなさい」
上げた右剣のその先はグレッグの鼻にぴたりと合っている。
「グレッグ、なんとかしろ! どうにかして斃すのだ!」
内相が焦って叫ぶ。命じられたグレッグは逡巡したが、腹を括ったのか、剣を構えた。だが、その切っ先はがくがくと揺れている。震える声で、問いとも嘆きともつかない言葉を発した。
「そ、それほどの腕前なら、な、なぜ街で闘わなかったのだ!」
「当然でしょう。敵の人数もどこに潜むともわからぬところで闘うのは後先考えぬ無謀者だけです。それに街中で血が流れれば、勝ち負け関係なく私も衛兵に身柄を拘束されるでしょう。秘密の使者がそのような愚かな真似をするわけがないことは、少し考えればわかるはずです」
冷ややかに答えられて、グレッグは「くそっ! これでもくらえ!」と叫びながらビアンカに切り掛かってきた。だが二人の腕と頭脳の優劣は、見守る者にも既に明らかだ。グレッグの腰は引けており、肩に力が入り過ぎたその剣の速度は遅い。ビアンカが上体を軽く引くと狙いを失って下に流れる。それを左で受け止めて右剣をグレッグの剣の根元に叩き込むと、ガキッという音がしてグレッグの剣が折れた。空中に飛んだ剣身はビアンカの顔をかすめて飛び、石畳に落ちてカランカランと力の無い音を立てて転がった。
得物を失い怯えて身を引いたグレッグに向かってすすっと進み出て剣を眼前に突きつけると、相手は尻から石畳に落ちた。切っ先がさらに喉元へと勢いよく伸びるとグレッグは
「ざまぁ見なさい」
ビアンカが言ってもグレッグはもう何も言えず蒼白な顔をひきつらせ、手足で地面を搔いて後ろに這い下がるだけだ。
ほっと一息ついて手から魔力を消したコーレの後ろでは王太子が首を気怠げに横に振り、王太子妃は手に持った扇を二度、三度と空に突き上げている。
「見るに堪えない。全く無様だな」
「ざまぁ! ざまぁごらんあそばせ!」
コーレも全くその通りと思いながら視線を内相に移した。
太った男はグレッグと同じように顔を真っ青にして壁際でぶるぶると体を震わせていたが、一同の視線が自分に集まるのを見ると慌てて門の方へと走ろうとした。
だがその門は、内相が取り付く前に外から勢いよく押し開けられた。
「殿下方! 御無事ですか?!」
勢いよく走りこんで来たのは近衛兵達だ。既に抜き放った剣を構えながら庭の中に入り辺りを見回したが、あちこちで倒れ伏して呻き声をあげている男達の惨状に、どうしたものかと戸惑っている。
その後ろから、国王がクラウス子爵とマクシミリアン師を従えて入って来た。
隙を見て何とか逃げ出そうとする内相を見て、マクシミリアン師は右手の人差し指を軽く振り、「
国王は苦しむ男達と双剣を持って庭の中央に立っているビアンカとを見て全てを察したようで、近衛兵に捕縛と内相以外の連行を指示した後に「手当をしてやるように」と命じたのは、王としての優しさだろう。
近衛兵が男達を連れ去り、ビアンカは剣を納め力帯を解いて服装を直し、国王に向かって片膝を着いて頭を下げた。コーレもその横に並ぶ。王太子夫妻は国王の側に寄り、手短に経緯を説明した。国王は頷くと顔を綻ばせてビアンカの前に歩み寄った。
「セラスティア殿下、面を上げられよ」
「はい」
遠慮がちに向けられた顔を見て、国王は驚きの声を上げた。頬に一筋の赤い線が走っている。グレッグの折れて飛んだ剣がかすり、血を滲ませていたのだ。
「これはいかん。今すぐに治して進ぜよう」
そう言って目を瞑り、神に祈りながら魔素を集めて魔力を練れば、顔の前に上げた手が光り出す。光の魔素は王家の血を引く者しか生み出せない。その中でも『王の手』との別名を持つ治癒魔法は、その名の通り国王にしか用いることができず、また大量の魔素を消費し体力を消耗させるため、おいそれとは使えないのだ。
ビアンカは声を張ってそれを急いで押し留めた。
「いえ、陛下、どうぞこのままにお捨ておきください。手当てするまでもないかすり傷、血もほどなく止まりましょう程に」
「だが、その傷、浅手と言えどそのままでは痕が残りかねませんぞ」
「はい、承知しております。ですが、私が大切に思う仲間にも頬傷がございます。私に初めてできた心から信頼できる方々との絆として、大切にしとうございます」
そうきっぱりと答えると、ビアンカはコーレの頬を見た。そこにも、そしてグラウの顔にも傷がある。コーレは困ったが、乙女の断固たる声と嬉し気な視線に、止めることもできずにいる。二人のその様子に、国王は顔をほころばせた。
「それはそれは。ではお心のままに。ホルツコーレ、この果報者め」
是も否もない、コーレは頷くことしかできない。国王は笑顔で続けた。
「セラスティア殿下、他にも言わねばならぬことが色々とあるが、まずはこの場の片付けを先にさせていただきたい」
「御意」
ビアンカが頭を下げると、国王の言葉はコーレに向いた。
「ホルツコーレ、急報はクラウス子爵から受け取った。急ぎ近道を戻ったお蔭で刺客にも出くわさず近衛将軍に行き会うことができた。今頃教会の刺客共も将軍に始末されているであろう。間一髪の危難、良くぞ知らせてくれた」
「お褒めのお言葉、身に余ります」
コーレも頭を下げて言葉を返す。国王は「うむ」と頷いてから顔を厳しく変えて「さて」と内相に向いた。
内相は近衛兵によってきりきりと縛り上げられ、肩と頭を押さえ付けられて無理やりに跪かされている。
「ギリヤール.ついに尻尾を出したな。いや、正体を現したというべきか。一度だけ言う。もはやその方に残る道はただ一つ、せめて背後の暗闇の全てを日の下に明らかにして命乞いをすることだけではないか?」
「命乞い? はっ、馬鹿げたことを」
内相は頭を押されながらも精一杯の力をこめて抗い、無理やりに顔を上げてせせら笑った。虚勢か、あるいは身の程知らずのことをしでかしてみせた者の最後の強がりか。顔から転んで出した鼻血まみれの顔を青ざめさせながら、懸命に強気を作ってみせた。
「命乞いをするのはお前たちだ。すぐにも我が領からの軍勢が動き始める。近衛軍など歯牙にも掛けぬほどのな。それがこの都を席巻すれば、呼応して立つ国もある。悪いことは言わん、命が惜しくばこの縄を解き放ち、我が前に平伏することだ。そうすれば、命だけは助けてやろう」
「ほほう、それほどの強力な軍がな」
「ああ、その目に見れば悲鳴を上げて驚くだろう。だが後悔してからでは泣き叫ぼうとももう遅いぞ。はは。いま一度だけ言ってやる。今すぐに縄を解け」
内相が強がってまた
「申し上げます! ホルツコーレ殿下の御友人が!」
そう叫ぶと同時に上空から羽ばたきの音がした。
見上げる一同を灰色の陰が覆う。グラウだ。二度、三度と旋回すると、空地を見定めて手の爪に捕らえていた塊を放した。汚らしい髪を風に広げながら放物線を描いて落ち鈍い音を上げた褐色のそれは、トロールの頭部だった。石畳の上を内相の方に転がり、醜い顔を向けて白く濁った瞳で睨みつけるように首で立つ。その形相に内相が「ひいっ」と悲鳴を上げた。
グラウはもう一度旋回すると「グルル、グルルルル」と長いうなり声を上げた。
「そうか、グラウ、ありがとうな」
コーレが感謝し、ビアンカが嬉しそうに手を振るのにもう一度「グルッ」と鳴いて、グラウは上空に舞い上がった。
コーレは内相に向かって言った。
「それが最後の一匹だ。それ以外は、トロールもオーガもまとめて焼いてしまったそうだ。その辺にいた魔法使いも、大方巻き添えになっただろう、とな。ついでに言っておくと、ハルピュイアも退治済みだ」
「そんな! 嘘だ!」
喚く内相に、空を飛ぶ頼もしき友を指差してみせる。
「嘘だと思うなら、あいつにそう言ってみてはどうだ? 誇り高い竜の自尊心を傷つけて、火を吐かれても自業自得だがな」
「……」
「自慢の魔物抜きで、近衛軍に勝てるかな?」
「……」
内相はもう何も答えなかった。醜く汚れた顔を下に向け、聞き取れないか細い声で何か呟いているだけだ。
国王が命じた。
「まあ、この者の邸や領を調べればいろいろとわかるだろう。もういい、連れていけ」
足から力が抜け、腰も立たなくなった内相の両側から近衛兵が腕を取って立たせ、半ば引きずるように門から連れ出す。国王は冷たい目で眺めていたが、その姿が消えて門が閉じられると、顔を緩めてビアンカとコーレに向いた。
「さて、暗い汚れ仕事は終わった。明るい話に移ることにしよう」
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