第16話「変化」
トロールたちが視線をこちらに向け、次々と歩み寄ってくるのを確認すると、俺はわざと相手との距離を詰める。
川辺までたどり着いた俺は、勢いそのままに高くジャンプする。
川幅は6メートル程あり、かなりの距離だったが難なく目的の対岸に着地出来た。
勢いでやったが、めちゃくちゃ気持ちいいです。
ジュデカのフレッシュさにあてられてしまったのだろうか。やる気は充分だ。
そして俺は、自分を追い込むような立ち位置に身を置いた。
後ろは川、目の前には三体のトロール。
少しずつ、慎重に、だが確実に接近してくる巨体たちはまるで山が迫り来るかのような威圧感を漂わせている。
シャドウマスタリを使えば、素早く倒すことはできるだろう。
しかし、今俺が求めているのは、あくまで戦闘そのものの技術向上と、今の自分の身体能力がどこまで通用するかという確認だ。
以前に比べて小さくなった体に慣れるため、敢えて厳しい状況に身を置き、魔物相手の戦闘に臨む事にした。
「さて、こいつら相手に、どこまで耐えられるか試してみるか」
俺は小さく息を整え、目の前のトロールたちを見据える。
こいつらの力が本物であることは、先ほどジュデカの一撃を受けてもなお、立ち上がっていたその頑丈な体で証明されている。
しかし、俺のこの新しい体にも、これまでとは違う何かが備わっている気がしてならなかった。
初めてブドウに弾き飛ばされた時に感じたのだが、体が頑丈になっている。
大木をいくつもなぎ倒すブドウの右ストレートを顔面に受けて尚、鼻血くらいで済んでいた。
普通ならば即死でもおかしくはない。
それを確かめるためにも、トロールの攻撃を受ける事にした。
仮に倒れたとしても、ジュデカならば逃げ帰るくらいのことはできるだろうし、俺が本気でやるべきタイミングが訪れれば、いつでも反撃に移る準備はある。
黄色いトロールの一体が腕を振り上げ、鈍重な動きでその巨体を支える脚を前に進めてくる。こちらを見下ろす小さな目が鈍く光り、やがて振り下ろされるその巨大な腕が、俺の視界を覆い隠していく。
俺は冷静に距離を計り、ぎりぎりのタイミングでその攻撃をかわす。ほんの数センチのところで、巨腕が地面に激突し、土埃が舞い上がる。
腕を振り抜いたトロールは一瞬動きを止めたが、すぐに体勢を整え、再びこちらを見据えてくる。
俺はその目の前でわずかに肩をすくめ、次の攻撃が来るのを待った。
回避のタイミングや身体の反応速度を確認しながら、ギリギリの範囲で身を躱し続ける。
昔の俺であれば、このように近接戦は極力避けて、レンジ外からの攻撃を好んで行っていた。
一方的に攻撃出来るならば、それに越したことはないという考え方は変わっていない。
しかし、トリリアの森は視界が悪く、射線を阻む障害物が多すぎる。
近接戦闘もそれなりに出来るようにしておかなければ、いざと言う時に危険な目に逢うだろう。
俺は少しずつ距離を詰め、トロールの攻撃の軌道を見極めていく。
腕力は高いが攻撃の軌道が素直すぎる。
これならば素の状態でも、ある程度は持ちこたえられるんじゃないだろうか?
そして、俺はさらに自分の耐久力を試すために、わざとトロールの一撃を受けることに決めた。
トロールの腕が再び振り下ろされ、今度はその軌道を読んだ俺が身を堅くして、衝撃に備える。
その瞬間、圧倒的な重圧が全身を包み込み、体が土へと沈むかのような感覚が押し寄せた。
「ぐっ……!」
一瞬意識が飛びそうになるが、すぐに体を引き締め、なんとか持ちこたえた。
痛みは若干あるものの、かつての自分ならば即死するような打撃にも関わらず、生身で攻撃を受ける事に成功した。
「……ぐ、重ッ━━━」
トロールは攻撃を受けきった俺を見て、少し後退する。
その隙に、埋もれる寸前の足を地面から抜き、ダガーで指先を切りつける。
虫に噛まれたくらいのダメージしかないだろうが、トロールはしっかりと痛みを感じているようで、すぐに手をひっこめた。
どうやら俺が立ち上がることを予期していなかったようだ。
俺は微笑を浮かべつつ、今度は攻撃に移る準備をすることにした。
俺は小銃を頭の中に思い浮かべる。
トロールにとっての急所であろう頭部を狙うために、チャージを開始する。
俺はチャージを二段階で止め、次にトロールの頭に狙いを定めた。
引き金を絞ると、小銃が放つ轟音と共に、発射された弾丸が吸い込まれるようにトロールの眉間に向かう。
短い悲鳴を上げ、トロールは重い音を立てて地面に倒れ伏した。
撃ち抜かれた頭からは再生する気配がない。どうやら、頭部への攻撃で確実に止めを刺すことができるらしい。
「ここはゴブリンと変わらんな」
戦いの中で徐々に成長していく自分の感覚を感じ取りながら、次の攻勢に出る準備を整える。
黄色のトロールは後一体、灰色のトロールは腕を組んでこちらの様子を伺っているようだ。
強者然としたその態度に、俺は柄にもなく心が踊った。
あのトロールは恐らくボスだろう。俺の行動を見ても驚いた素振りもなく、品定めをするように俺の行動を注視している。
こいつは、どれくらい強いんだろう。
そして、俺はどれくらい強いんだろう。
魔法や
だが、分からないことを知っていく感覚や、一戦ごとにこの世界に適応して行く過程が、楽しい事なのだと感じ始めていた。
口の端が徐々に上がっていく。自然と笑顔になってしまったようで、俺の顔を見た黄色のトロールは少し引いた様な感じの視線を向ける。
おい、やめろ。異常者を見る目だな。それ。
一方灰色のトロールは大きく息を吸い込み、気合いを入れるかのように唸り声を上げる。
まるで「かかってこい」とでも言っているように感じる。
さて、この灰色はどのくらい強いのか、見極めさせてもらう。
姿勢を低くして、灰色のトロールがこちらに突撃せしめんとしたその時、トロールの咆哮に答える様な誰かの雄叫びが響き渡った。
振り向くと、ジュデカがこちらに向かって駆け寄ってきている。
二本の剣には凶暴そうな炎が灯っており、その光がジュデカの鎧を照らす。
ドローンを確認すると、赤いトロールは物言わぬ肉塊へと変わっていた。
首尾よく倒せたのは良かったが、どうもジュデカの様子がおかしい。
あれほど落ち着いて戦っていたジュデカが、突撃兵のように真正面から駆けてきている。
しかも、トロールは必要以上に痛めつけられているように見える。
首は切断され、四肢はバラバラ。辺り一面青い血で染まっている。
先程まで綺麗な光沢を放っていた黒い鎧も、今は青黒く変色している。
ドローンの映像を拡大し、ジュデカの表情を見ると、まるで別人かのような顔つきをしている。
フルフェイスの兜で殆ど分からないが、瞳に生気が感じられない。
先程まで一喜一憂し、コロコロと色が変わっていた目は、まるで闇に侵食されたかのように虚ろになっている。
その表情とは裏腹に、動きは軽快━━いや、むしろ洗練されているように感じる。
異常を感じ取ったのか、灰色のトロールも視線をジュデカに移す。
次の瞬間、土煙と轟音を残し、トロールの姿が掻き消える。
それと同時に俺とジュデカの間にあった川が割れ、水しぶきが上がると同時に既にジュデカの目前まで迫っているのが見える。
とんでもない速さで移動したトロールは、ジュデカに向かって拳を振り上げている。
その拳には、ジュデカの剣の炎よりも大きく眩しい炎がまとわりついている。
「あいつ、火属性なのかよ! パッケージ詐欺じゃねーか! ジュデカさん! 離れて!」
俺がそう声を上げると同時に、爆発音と衝撃波が二人を包みこんだ。
辺りには岩が転がっているだけで、燃えるものなどないのに、二人がいた場所には火柱が上がり、辺り一面火の海が広がっている。
無事を願いながら、ドローンで確認するが、上空からでは火柱と土煙で何も見えなくなっている。
ここからでも熱風を感じるため、サーモも意味を成さないだろう。
思わず駆け出そうとしたその瞬間、赤い炎の中から、不気味な黒い炎が螺旋を描くようにして舞い上がった。
まるで視界を覆っていた赤い炎を食い破るように、黒い炎が吹き荒れる。
「……何だ、あれは?」
立ち尽くす俺の視線の先に現れたのは、黒い炎を剣に宿したジュデカだった。
彼の剣からは冷たくも感じる異様な黒炎が放たれており、まるで別人のような威圧感を放っている。
彼の目の前にあるトロールだったものの形が崩れていく。
バラバラになった肉片がすべて黒炎によって焼かれていく様子が、俺の目に飛び込んできた。
「何が起きて……」
俺はその異様な光景に狼狽し、言葉もなく彼を見つめた。何がどうなっているのか理解できないまま、冷や汗が背中を伝うのを感じる。
すると、ジュデカが体を震わせ、叫び出す。
その口から発せられたのは、獣のような低い咆哮だった。
まるで人の声ではない。
彼の声色は、人間の理性が失われた何か、底知れない怒りを帯びた獣の声のように聞こえる。
彼の咆哮を聞いた瞬間、残った黄色のトロールは、その場でがくりと膝をつき、怯えたように首を小刻みに震わせ始めた。
こちらに迫り来ていた威圧感はもはや感じられず、まるで恐怖に怯える子供のようだ。
そのままトロールは我を失い、森の中へ逃げ帰ろうとする。
しかし、それを見た彼は黒い炎を灯す二本の剣のうち一本を振りかぶり、その刃をすかさず投擲した。
「……!」
俺が反応する間もなく、ジュデカの投擲した剣がトロールに突き刺さり、トロールはあっという間に串刺しになる。
次の瞬間、黒い炎がトロールの体を一瞬で覆い尽くし、その巨体が闇に溶けるようにして、まるで何もなかったかのように消えてしまった。
「ジュデカさん……?」
俺はまだ理解が追いつかず、呆然と立ち尽くしたままだった。
だが、気づけばジュデカの姿も、まるで何かが取り憑いたかのように異形へと変わり始めていた。
彼の着ていた騎士然とした立派な鎧は、トロールとの衝突に耐えられなかったのか、所々が壊れ、ひびが入っている。
だがその破損部分から、蠢く何かが姿を見せ、ゆっくりとそのひび割れを修復しているように見える。それはまるで生き物のようで、触手のような何かが表面を滑り、壊れた箇所に織り重なって行くのが見える。
鎧のあちこちに、トゲや突起が隆起し始めており、もはや騎士の威厳はなく、どこか魔物を彷彿とさせる異形の姿と化していた。
「ジュデカさん!」
彼の名を呼ぶが、その目はもうこちらを見ていない。
まるで全ての理性が抜け落ちたかのような眼差しのまま、黒い炎の残り香を纏った彼の姿は、目の前で異様な迫力を放っていた。
どう考えても、普通ではない様子のジュデカに対して俺は警戒を強める。
彼が豹変してしまった理由は分からないが、強力な力に代償は付き物だ。
シャドウマスタリを使うと倦怠感や眠気を感じるように、ジュデカの
一番怪しいのはあの鎧だ。
まるで生き物のように蠢き、心臓が脈打つかのように鼓動音を響かせている。
危険信号が頭の中に響く。
ジュデカの無気力な視線が俺に注がれ、その瞳からは何の感情も読み取る事は出来ない。
俺は咄嗟にシャドウマスタリを使い、彼の影に意識を集中させて拘束を試みる。
彼の体の拘束には成功しているが、抵抗が強い。
固まっている体を引きずる様にして一歩、また一歩、こちらに近付いてきている。
「……ブドウでも動けなかったんだけどな」
俺は作戦を変え、彼の影を直接踏むことで完全に拘束するプランに切り替えようと、彼の元にかけ出そうとする。
しかし、歩き出した瞬間に、ドローンの映像から俺の方へ急接近する物を捉え、その場から飛び退く事になる。
俺が先程まで立っていた場所には、ジュデカが投擲した黒い炎を宿した直剣が、深々と突き刺さっていた。
独りでに動くその剣は、地面に突き刺さったあともその身を震わせている。
近づいてきた反応はそれだけではない。
村の方角から凄まじいスピードでこちらに近付いてくる反応が見受けられる。
大きさはトロールと同じくらいで、辺りの木々をなぎ倒しながら一直線にこちらに向かってきている。
正気を失ったジュデカに対処するので手一杯の状況で、敵の増援が来るのはたまったものではない。
その反応はすぐに俺たちの目の前に姿を現した。
俺はその姿を見て、少し安心感を覚える。
「ブドウ!」
ブドウは息を切らせながら辺りを警戒しており、異形と化したジュデカを見るや否や、雷を体に纏い、図太い雷撃を即座に放つ。
大きな音を立てて現れた雷に打たれたジュデカは、苦悶の声を上げている。
その隙に俺はジュデカの元へと跳躍する。
痙攣しているジュデカの影を踏み、彼の体のコントロールを奪う事に成功する。
「ブドウ、もう良い! この人は村人で、暴走しているだけだ!」
ブドウにそう声をかけるが、彼は頭を低くしてジュデカに向けて威嚇音を発し続けている。
一先ず、攻撃は止めてくれるようだ。
まずは怪しいこの鎧を、ジュデカから引き剥がさなければいけない。
俺はジュデカを座らせ、頭に被っている兜に手を伸ばす。
するとブドウが聞いたことも無いような声を上げ、けたたましく吠える。
それと同時にブドウは雷を纏い、光り輝く尾を俺たちの方へと伸ばす。
「待て待て! やめろブドウ! 俺が何とかするから!」
俺の静止の声は虚しく響き、ブドウの雷尾は俺たちの元へと伸び、俺達がいた場所をスルーしてグングンと伸びていく。
その先にはジュデカが投擲した剣があり、光の尾がその剣戟を弾く。
どうやらブドウは俺を守ってくれたようだ。
黒い炎を吹き出しながら空中で独りでに動く剣は、光の尾に攻撃対象を変え、執拗に攻撃をしている。
ブドウが時間を作ってくれた事に感謝しながら、ジュデカの兜に手をかけ、装備を剥ぎ取る。
ジュデカの瞳は相変わらず朧気だったが、兜を外し、鎧を脱がせると、彼は静かに目を閉じ、体を地面に横たえた。
鎧を脱がせると同時に、剣からも炎は消えて、そのまま地面に落下したのが見えた。
「……やっぱり。この鎧が原因か」
鎧からは禍々しい気配がまだ漏れだしているように感じるが、ジュデカから引き剥がした途端に、隆起した箇所や棘の部分がしぼみはじめ、元の黒い騎士の鎧へと、何事も無かったかのように戻っていく。
「ジュデカさん! 起きてください! 大丈夫ですか?!」
俺が声をかけながらジュデカを揺すると、ジュデカは眠りから覚めるように魘されたあとで、目を開けて俺の方を見る。
「……うぅ……頭痛てぇ。……ハッ! おい! トロールは、トロールはどうなった?!」
俺の肩を掴んだジュデカは、何も覚えていないようだった。
事の経緯を説明し、トロールは全てジュデカが倒した事を告げると、彼は首を捻って「何を言ってんだ、こいつ」といったような表情を浮かべる。
「大変だったんですよ。いきなり黒い炎を出して暴れだして、ボスのトロールも一撃で倒しちゃうし、意思疎通もできないし」
「……記憶がねぇな。赤いトロールと戦ってた時までは、朧気に覚えてるんだけど……」
「俺だけじゃ、ジュデカさんを止められなかったかも知れません。ブドウが来てくれなかったら危なかった。その鎧、もう使わない方がいいかも知れません」
俺とジュデカが話している最中、ブドウは辺りを警戒してくれている。
鼻を鳴らしながらグルグルと周り、やがて動きを止めた。
「……なるほど、何か迷惑をかけちまったみてぇだな。……で、そこの人は、誰だ? セラの仲間か?」
「は? 何を言って━━」
俺がそう声を上げた瞬間、体が動かなくなる。
突然の事に戸惑いを覚えたのは俺だけでは無かった。
ジュデカも俺の後ろに視線を固定したまま、驚きの表情を浮かべている。
ブドウが低い声を上げ、威嚇しているようだが、動くような気配はない。
恐らく、俺と同じく動けないのだろう。
ジュデカの容態が心配で、ドローンの映像を確認するのを忘れていた事を後悔する。
幸い、目を閉じるくらいは出来る為、映像を確認すると、俺の背後にローブを被った人間が、確かに立っている。
そしてその人物は、俺たちに向けて声をかける。
「……あら、何処かで見た顔だと思ったら。ジュデカじゃない。久しぶりね。相変わらず間抜けな顔」
ローブの人物はそう声を上げる。
声色からして女だろう。
俺たちの方に手をかざしながら、ゆっくりとこちらに近付いてくる。
ジュデカを知っている人物の様だが、知り合いなのだろうか。
しかし、拘束を解いてくれる様子は無い。
「それに、精霊獣と━━影を操る子供。引き継ぎの資料には無かったハズだけど……」
そう言いながらローブを脱いだ。
重そうなローブの下から、美女が姿を表す。
身長は160センチ程で、長い金髪を後ろでまとめ、ポニーテールにしている。
目鼻立ちがすっきりとしており、白い肌に大きな赤い目が印象的で、気が強そうなお嬢様のようなイメージを受ける。
衣装は黒を基調としており、網目の入ったインナー、胸元の大きく開いたタイトなトップスが、彼女のスタイルの良さを強調している。
首にはチョーカー、胸元にはペンダントがあり、黒い革製のショートパンツを履いており、長く白い足が見える。
俺が影を操っているのを一発で見抜いた事を考えると、只者では無さそうだ。
彼女が指を鳴らすと、ジュデカが急に気を失ったように項垂れる。
「君は何者なの? 影を操るって、もしかして同族だったりする? でも、髪の色も目の色も違う」
俺の驚きを他所に、彼女は独り言を続けながら近付いてくる。
「知ってること、全部話して貰うわよ」
謎の美女は、俺とブドウの前に立ち、見下ろすようにしてそう言い放った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます