テスト

第53話

ショッピングモールでの買い物の翌日




今日は学校に入学して初めてのテストの日



いつも通り星夜の迎えの車に乗り込む


そして学校に着くといつもの大勢の野次馬の中を通り抜けていく



「今日も相変わらずうるさいね?」


私の腰に手を回しながらだるそうに歩く星夜に声をかける



「だな。マジでいい加減うぜえわ」


なんていいながら教室に向かっていく」



なんとか野次馬の中を抜け出したどり着いたのは私と千夏と達也の教室



「じゃあ、昼休み迎えに来るからそれまで教室にいろよ?」


星夜が私の頬を撫でながら言い聞かせるように言った



「わかった。待ってるね」


私の返事を聞いた星夜は1つ頷き私と額にキスをして自分の教室に向かっていった



星夜と同じクラスである奏弥と私たちとは別のクラスの悠と陸も自分たちのクラスに向かっていった



私は星夜にされたキスで顔を真っ赤にしていた


「星夜って案外甘々だよね」



顔を赤くする私をからかうように千夏が笑いながら言った


「だな。星夜があんなに尽くしてると初めてみたわ」


それに便乗するように達也も言った



「なっ何言ってんのよ。ほら行くよ」


私は恥ずかしさを隠すため慌てて席に着いた



それからHRが始まるまでの20分くらい千夏に勉強を教えながら時間を過ごしテストを受けた

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