第45話

友莉香は俺の目を見ながら話してくれる


「あぁ」


「けどね、星夜といるとなんか心臓ドキドキしててこるがきっと恋なんだろうなって思うの。」


「友莉香、、、」


「私も星夜が好き。私、こんな体だし迷惑とかいっぱいかけちゃうかもしれないけどいいの?」


「あたりまえだ。友莉香はんな事気にしないで俺の隣で笑ってろ」


俺はそう言って友莉香な口にキスをした


友莉香は頬を赤らめて笑いながら


「ん。わかった」


と言って俺の手をぎゅっと握りしめた


「んじゃあ、中行くか」


「だね。みんな待ってるよね」


「あぁ。」


俺たちは恋人繋ぎをしてもう一度ショッピングモールの中に入っていった


「んー、みんなどこいっちゃったんだろ?」


「さぁな。そのうち見つかるだろ。」


「そうかな?奏弥たちに連絡しないと面倒なことになりそうな気がするんだけど」


「平気だろ。てか、体調大丈夫か?さっきからあんま顔色良くねぇ」


「あ、バレた?んー、貧血の薬飲んだけどあんまきいてないかも」


若干友莉香の身体がふらついてんな


俺は倒れないように友莉香と繋いでた手を解いて、腰に腕を回して身体を支えた


「あっ、ごめんね?いいのに」


「いい。俺がこうしたいだけだ」


「そう?ならいいけど」


俺は友莉香の身体を支えながらスマホを取り出し奏弥に電話を掛けた


「俺だ。フードコートこい」


一言だけ言って奏弥の返事も待たずに切った


「行くぞ」


友莉香に声をかけて歩き出した

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