第29話
「じゃあ私も聞きたいんだけど、みんな私達より年上なのよね?」
「うん。そーだよ〜」
わたしが聞くと陸が答えてくれた
「なんで留年したの?」
「サボり」
また聞くと今度は悠が答えた
「想像した通りね」
大体は想像していたけどみんながみんなそうだとは思わなかったわ
そんなたわいもない話をしてたらいつの間にか時刻は19時を過ぎていた
「そろそろ家に帰りたいんだけど良いかしら?」
星夜は頭を上げて私を下ろしてソファーから立ち上がり私の腰に手を当て「送る」と言って歩き出した
私もそれについて行きながらみんなに別れの挨拶をした
それぞれまた明日などと言って返事をしてくれた
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