第21話
なんだか、とても恥ずかしかったが私は星夜の隣に行った
「初めまして。本条友莉香です。私は生まれつき心臓病を持っててここにいたら皆さんに御迷惑をかけてしまうかもしれませんがよろしくおねがいします。もし私がここにいて不愉快だと言う方がいたら遠慮しないで言ってください。お願いします。」
そう言ってから私は頭を下げた
「迷惑なんてとんでもないっす!」
「そうっすよ!それに総長の彼女さんっすから!」
「総長の彼女さんがこんな優しい方で俺らちょー嬉しいっす!」
「俺らの方こそよろしくっす!」
「てか、頭あげてくださいよ!」
一人の下っ端の子がそう言ってくれたが私はなかなか上げることが出来なかった
そうこうしてると
「友莉香。頭上げろ」
星夜がそう言って私の頭を撫でた
仕方なく私は頭をあげた
「まぁ、そういうことだ。友莉香を姫にする。お前ら死ぬ気で守れ」
「はいっ!!」
星夜がそう言うとみんなが返事をしてくれた
ここはとても暖かい所だな…………
こんなに暖かい所があるなんて知らなかった…………
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