第18話
「は〜。まったくそれくらい離してあげればいいのに」
千夏もそういうが星夜は聞く耳をもとうとしない
「独占欲強いわね」
独占欲??
何言ってるのか全然分からないわ
「うるせぇ」
二人がそんな会話をよそに私は薬を飲んだ
「そーいえば、星夜。あの話しなくていいの?」
「ん?あー、そうだったな。友莉香。」
「なに?」
千夏がそう言うと星夜が思いついたように私の名前を呼んだ
「なに?」
「お前姫になれよ」
なんの話かと思い聞いていたがそんな話だと思ってなかった私はぽかんとしてしまった
「は?なんで?」
「それは俺が説明しましょう」
当たり前の質問をするが星夜は答える気配がないので仕方なくといった感じで奏弥が説明してくれた
「まず主な理由としては、星夜があなたを気に入ったからです。二つ目は敵の族にここに入るあなたを見られました。それも星夜に腰を抱かれていましたから敵の奴らは友莉香を姫だと確信しているでしょうね」
待って、もう意味のわからないことだらけで訳が分らない
まず星夜が私を気に入ったってどーゆうこと?
それに敵に見られて姫だと思われてるなんて………
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます