第16話

私は昔からあまり人を信用しないのだが何故か星夜や流星のみんなはすぐに信用できた



だから星夜の膝で寝てしまったとき内心驚いてた



でもこのどきどきした感情がなんなのかよくまだ分からなかった



「行くぞ」


そうこうしてると星夜の声でみな歩き出した



そして私は星夜に腰を抱かれてるので一緒に歩くことになる



倉庫の中に入ると



「お疲れっす!総長!」


カラフルな頭をした子たちが一斉に星夜たちに頭を下げた



「あぁ」



そんな子たちにも軽い返事をして歩いていく



そして階段を上がり二階の幹部しか入れないと思われる部屋に通された



部屋には何個かソファーがあって


その中でも中心にある大きなソファーに星夜が腰をおろして、私はまた何故か星夜の足の間に座らせられた



これもまた抵抗しても無駄だと思い抵抗することをやめた


内心これがちょっと嬉しかったりする


「あー!お腹すいた!ご飯食べよ!」

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