第9話
友莉香 side
達也に屋上に誘われて断りきれず一緒に行くことになった
屋上に向かうあいだも千夏と幹部である遠藤 悠との言い合いが続いていたようだけど
ガチャ
達也が屋上のドアを開けるとそこには何故か、ソファーが置いてあり
そのソファーには総長の本条 星夜が座っていた
そして地べたに座っているのは副総長の城田 奏弥だ
「達也たち遅かったですね?」
「千夏が売店でかなり悩んでたからよー」
「それは悠でしょ!人のせいにしないでよね!」
はぁ…
この二人の言い合いなんとかならないのかしら
それにしても、やばいわね
今日の貧血はかなりひどいみたい
足元がふらふらするわ
二人が言い合いをしてるのをよそに私はかなりふらふらしていた
あっ、やば…………
倒れるっ
貧血で倒れると思って痛みを覚悟していたがいつまでたっても痛みは襲ってこなくて
目を開けると本条星夜が私の体を支えてるみたいだった
「大丈夫か?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます