第96話
「それで、ご用件は何でしょうか」
「あぁ、俺がずっと探していた子が見つかった。
手伝ってくれてありがとうな。」
「とんでもないです。俺たちにできることをしたまでですから」
頭上で飛び交う会話。
「さっき、会場でその子に似た子を見たんだが...
知らないか?」
「さぁ...分かりません」
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