第101話

お風呂から出ると、なぜかソファに



……あいつがいた。


『なに…しに来たの?』


そう尋ねると、楽しそうに笑ったそいつは


「ん〜?せなちゃんに大切なことを伝えに来たんだよ〜?」


と、更に楽しそうに顔を歪め、


「もう二度と涼はここに来ないよ。会うこともできないから。」


衝撃的な発言をした。



『……え?どうして?』


涼にもう会えない?私の、光なのに…?

絶望を感じた。



「いいねぇ、その顔。最っ高にゾクゾクする」



この、鬼は。どこまで私を苦しめるのか。

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