第100話

そこで、目が覚めた。もうお昼過ぎか…


……身体中が痛い。痛過ぎる。


シーツは女の子の日のせいで血まみれになっている。


はぁ、もう、最悪だ……とにかく、薬を飲まなきゃ…


そう思いベットの下へと手を伸ばす。




……え?薬が、ない。



…まさか、あいつの狙いは、私を抱き潰すことではなく薬を回収すること…?



また私はあいつの罠にはまってしまったのだ。



ないなら仕方ない、早くお風呂で洗い流そう!また涼に頼まなきゃ…


そんなことを考えながらお風呂場へ駆け込み、いつも以上に念入りに身体を洗った。

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