第51話
「大丈夫だ、瀬南。俺がそんなことさせない。
取りに行きたいものがある、少しの間ここで待ってられるか?」
そう聞くと、瀬南は頷いた。
『早く、戻ってきて・・・っ?』
あぁ、すぐ戻る。そんな意味を込めて瀬名の言葉に頷いた俺はすぐに部屋を出た。
・・・・・・五分後。
急いで準備をして瀬南の部屋へ戻った。
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