第4話
なんだ?
足元に違和感を覚え下を向いてみるとそこには
水面に映るかの如く、綺麗に反射した床に、自分と思われる姿が映っていた。
そこに映る姿は、今まで見てきたあの姿とは随分とかけ離れた姿であった。
妙にキマッた髪型、そして鮮やかな金髪、綺麗な目元とライトブルーの瞳
整った鼻と比率が見事な唇。
「ッッ〜〜〜」最高じゃん!!
これは転生に成功しているのか?!いいや召喚されたのか?
どちらにしろやり直せるのか!!
それなら好都合だ。自分の今までやてきたことに自信を持てるものなど
何もなかったし、かといって黒歴史と言えるような嫌な記憶もなかった人生だ。
そう、何もなかった人生だったんだ。
何があったのかわからんがとりあえずリセットできたんだ!
この機会に甘えてみよう。
すっかり忘れていたが外を見ようと思っていたんだ外。
朝起きた時とは違いものすごく軽くなった足を優雅に歩き出し窓を覗くと
そこには夢に思えるような景色が広がっていた。
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