第3話 S級探索者はS級パーティーと遭遇する







「よし皆さん次の回で深層です。」




ワイバーンを殲滅してから1時間ほど経って俺は深層の一歩手前まで到着した。



ーまじで今まで止まらなかったな

ーうぇ〜いやまじで吐きそう

ーそれな、速すぎ

ーそもそもこれ本当だったらこいつランクなんだよ

ー少なくともBランク以上だな



キィン


なんか深層から剣の音が聞こえてくる誰かが潜ってるのか


ーなあなんか今聞こえなかったか?

ーええ俺は聞こえなかったけど

ーワイは聞こえたでなんか金属?のぶつかる音みたいなのが

ーじゃあ誰かがたたかってるのか


俺は剣の音がなった方向へ走り出す。そうするとなんか四人組のパーティーが岩石竜ロックドラゴンと戦っているところが見えてきた。


ーは?あれ流星の神城 大和かみしろやまとじゃね

ーあ、流星だ

ーあれ流星がいるってことはこれ本物?

ーああ俺二窓しているけどちょっとだけこいつが写ってる。

ーええこれが本物ってことは今までのが嘘じゃなってことなんだけど

ーえ、じゃあ何こいつSランクダンジョンソロで潜ってるって言うこと!?

ーちょっと掲示板で拡散せてくるわ

ー俺も拡散してくる


なんであんなにぼろぼろになってるんだ?別にワイバーンと対して変わらないじゃんこいつ飛べないし、ブレス吹けないし純物理攻撃で首のところの岩が生えてないところの隙間を切ればいいだけなのになんで苦戦するんだ?まあ確かにドラゴンが出てくるのはここからだけど…あいつ竜の中では弱いほうだぞ。とりあえず邪魔だからこいつ狩ろそうして俺は岩石竜の首を跳ね飛ばした。


「っな!岩石竜の首が」


「あの大丈夫そうですか」


「何だ君はここはなぜここにいるんだ?ここSランクダンジョンの深層だぞ。もしかしてさっきの竜は君がやったのか?」


「ああはい。横取りしたようで申し訳ありませんけどドッロップアイテムはそちらがすべてもらってくれて結構ですよ。」


「ねぇ君見たところ高校生ぐらいに見えるんだけど…。」


「はい、17歳で今年で高校二年生です。」


「っ!17歳って。ていうか今のどうやったの。」


「はい?ただ岩のないところに沿って首を切っただけですけど。」


「嫌だっけてなによ、だけって私全く見えなかったんだけど。」


なんか明るそうで陽キャて感じがする。あと普通に美人だし。それにしてもおかしなこと言うなぁ〜この人。なんかすごいことをしたみたいな反応だけど大したことはしていないんだけどなぁ〜。


「とりあえずまあ、ありがとう。わたしは流星で回復職ヒーラーをやっている白鳥 愛美しらとりあみていうのよろしく。で、そこの如何にも体育会系って見た目のこっちの男はうちの入っている流星のリーダーで神城 大和。」


「おう。流星でリダー兼タンクの神城 山本だ!よろしく。」


なんか本当にThe体育会系の人だな部活で柔道とかの主将やってそう。


「で、こっちの無愛想そうな男が氷室 冬哉ひむろとうや。」


「よろしく、前衛で剣士。」


なんなか冷たい雰囲気のイケメン。なんかモテてそう。あと普通に筋肉のつき具合がいい。多分この人まあまあ強い。


「でこっちの子が十六夜 いざよいうた。」


「ん、後衛で魔法使いウィザード。よろしく。」


背が低くて150cmあるかないかぐらいだと思う。あとあまり表情が変わらない。

とりあえず自分も挨拶をしておくか。


「えっと、鈴木 祐介です。ソロで潜ってるので大体なんでもできます。」


「っえ!剣士じゃないの!さっき剣で岩石竜を倒してたけど。」


「まあ剣士でもありますけど…うん〜魔法も使えるので所謂いわゆる魔剣士みたいなものですかね。あと回復魔法も使えますよ。」


「じゃあさっきの剣レベルの魔法が使えるってこと?」


「まあそうですね。」


「ねぇ私達ここ攻略しようとしてたんだけど一緒にどう?」


うん〜一緒にか動画的にも誰かと話してたほうが面白いかな。


「わかりました。一緒に行きましょう。」


「ありがとう。」


こうして流星の皆さんと”龍の寝床”を攻略することとなった。






○ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー○

【*作者のコメント】

初めての作品ということで拙いところなどもあると思いますが探り探りやっていきたいと思います。誤字脱字などの報告もよろしくお願いします。

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