第2話 Sランク探索者の初めてのダンジョン攻略動画?
「よし」
機材の確認もしたしそろそろ始めるかなドローンを起動してと…よし。
ドローンをぷかぷかと空中に浮き青く光っていた。
この時彼は気づいていなかった。このドローンは実は録画中は赤色に光り、配信中は青く光ることに・・・。(ちなみに修斗は一応説明したが祐介はその時ダンジョンのことばかり考えていた。完全に自業自得である。)
「初めましてこんにちは祐介です。これから新宿のSランクダンジョン”竜の寝床”へ挑みたいと思います。」
”龍の寝床”はSランクダンジョンで上層からAランクダンジョン下層レベルの敵が雑魚として大量に出てくる。深層はモンスターは少ないがそれぞれ様々な特性の龍がいる。そのことから”龍の寝床”という名前になった。
ちなみにランク分けはモンスターの場合
Fランク=雑魚 死人も出ない
Eランク=弱い 油断してたら死ぬ
Dランク=可もなく不可も無く 一般人なら抵抗もなく殺される
Cランク=普通に強いレベル 小さな施設なら崩壊する
Bランク=やばいレベル 大きな施設が崩壊する
Aランク=化け物レベル 町や市などなら崩壊する
Sランク=次元が違うレベル 国が崩壊する
そしてもう見にきている人たちがいた。
ーSランクダンジョンていうの本当ですか。
ー釣り乙
ー全然コメント見ないじゃんこいつwww
ーそもそも配信初めてのやつがSランクダンジョンに行けるわけがない
ーていうか”龍の寝床”てどんなダンジョン?
ー上層がAランクダンジョン深層レベルで確か深層には龍がいるんだったような気がする。あとそういえば今日Sランクパーティーの流星がここに挑戦しに来てたような気がする。
ーへ〜そうなんだ。
ー
早速祐介はダンジョンの中に入りしばらくしてオーガと遭遇した。
祐介は刀を抜き十数メートル先のオーガに目掛け刀を振るった。そうすると突然オーガの頭が吹き飛んだ。これはただ刀に魔力を纏わせ飛ばしただけの技である。
ーあっオーガだ
ーどうやって倒すのかな
ーは?
ーはぁ?
ー合成?
ーいやでもこれLiveだろ
ー流石にオーガを瞬殺はない
ーまあまあフェイクでも面白いし見てから判断しようぜ
ーそうするか
よし、取り敢えずここら辺は取れ高まりないだろうからさっさと下へ行くか。
そして下層まで走り出した。
ーうわ、めっちゃよう。
ーはや
ーうぷ、おえ〜酔いそう
下層についた
そこにいたのはワイバーンだった。
「おおー。今日もトカゲどもを狩るか」
ーうわ、ワイバーンだ。しかも沢山。
ーワイバーンの亜種みたいなのもいる
ープレーンのワイバーンでBランク、亜種はAランクなのに馬鹿みたいにいる
ーワイバーンをトカゲ扱い
うーん流石に魔力の斬撃じゃあだめそうだな。よし魔法使うか。
「はい今から魔法であれらを倒したいと思います。」
そう言い、魔力を練ってそれを放った。
「ファイアーボール」
ドカーン
とても初級魔法としてはありえないほど大きな炎の塊がワイバーンたちの元へ飛んで行き大爆発を起こした。
ーはあ?初級魔法の威力じゃねえだろこれ
ーてか相変わらずコメント欄見ないな
ーは?ワイバーンが大量に落ちて行く
ー魔法は込める魔力によって威力は上がるけど
ーもういい加減コメント見ろよ
よし、これでこの階にいる魔物はあらかた片付いたなそのまま無視して突っ切ってもいいんだけど突っ込まれたら鬱陶しんだよなこいつら。でも弱いからってファイアーボールだとあまり映えそうにないね。
「じゃあさっさと深層へ行くか。」
そうして俺は深層へ目指して走り出した。
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【*作者のコメント】
初めての作品ということで拙いところなどもあると思いますが探り探りやっていきたいと思います。誤字脱字などの報告もよろしくお願いします。
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