あの日の話

人は皆恋愛、恋人に依存する。そうでなければ一緒にいる必要ないし友達のままでいい。そんなの人それぞれだなんて言わせない。依存してなければ毎日連絡取り合う事はないだろう。

毎日連絡取り合う事がないのであれば、そんなやつは別れて仕舞えばいい。

自分たちは人より多めの頻度で会ってたんじゃないかと思う。同じ地元ですぐに会える距離だった。だから体調が悪くなった彼女を見舞いに体に優しいものをすぐに届けてやれた。凄く便利で身の丈以上の生活だったと思う。

彼女は、元彼女はよく口にしていた。今までの元カノたちのようには簡単にフラない。あなたが浮気をしない限りあなたに寄り添ってずっとそばにいてあげると。あの約束すらもたった一言でこれまでの時間に幕を閉じられた。約束を最後の最後まで守り続けていた自分はもしかするとパーフェクトヒューマンじゃないのかと思った。でも中田敦彦はパーフェクトヒューマンではない。だから自分のその考えの愚かさに呼吸をする間もなく気付かされた。馬鹿だなぁ

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恋に始まり恋に終わる @senaguitar

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