君たちはどうNTRれるか
馬村 ありん
スタート
目をあけると、やわらかな朝の日差しに照らされた
「おはよう。今日もねぼすけだね」
俺が起きたのに気がつくと、佐和の顔じゅうにほほ笑みが広がった。
「おはよう、佐和。起こしに来てくれたのか。いつも悪いな」
あくびしつつ俺は言った。
佐和は、学院指定制服の白のブラウスに、紺のプリーツスカート。ブラウスの背にかかるロングボブの
「京ちゃんってば、昨夜も遅くまで頑張って起きていたんでしょう?」
「ま、まあね?」
「でも、勉強じゃなかったりして……?」
佐和はイタズラっぽい顔を浮かべた。う、鋭いやつだ。
「実はカクヨムって小説サイトを読んでたんだ」
「ふうん。小説にハマってるんだ。野球にしか興味ないと思ってたから、意外」
佐和は驚いたような顔をした。
「この年にもなれば、俺だってスポーツ一本槍じゃなくなるさ。佐和だってそうだろ? バイオリン以外にもいろんなことやってるって、
「わ、私は……。うん、京ちゃんの言う通りかも」
と言葉をにごした。
変なやつだな。
「それより。早く起きて。このままだと本当に遅刻しちゃうよ?」
彼女は腕時計に目をやった。それは今まで見たことのないおしゃれなブランドものの時計だった。
俺は……
*選択肢です。リンクを踏んで
・眠くて仕方ない
https://kakuyomu.jp/works/16818093087082605981/episodes/16818093087082674461
・起きるか
https://kakuyomu.jp/works/16818093087082605981/episodes/16818093087082705507
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