ミユーラ
「(何、この感覚……)」
めだかは奇妙な感覚に見舞われていた。
森の中でも豪雨はめだか達に襲い掛かった。木々の葉が屋根代わりとなっていたが、その葉から枝へと水が伝わり、あちこちで小さな滝を作っている。それが何十何百と、まるでカーテンのように並んでいた。
数歩歩く度に滝のカーテンを潜らねばならない。雨粒よりも遥かに大量の水が全身を打ち、痣が出来そうだと思うほど痛い。それでいて、確かに遮蔽物がない基地よりはマシなのだが、相変わらず酸欠になりそうなほど雨自体多い。
足下は泥というより沼のような地面が延々と続く。そして鬱蒼と茂る草木が、常に行く手を遮っていた。いっそ倒木でもあれば「通行不能」として引き返す理由になったかも知れないが、そこまでのものはないのが逆に腹立たしい。かといって意識を僅かでも怒りに向ければ、草木の根がすかさず足下を掬ってくるだろう。
あらゆる事柄に注意を払わなければならない。だからなのだろうか。それとも神経質になっているだけなのか。
何かに、見られている気がした。
「綿摘! 大丈夫か!」
歩みが鈍ったからか、武彦が声を掛けてくる。
「あ、うん! 大丈夫! ただ、なんか見られている気がして……」
「……お前もか! 俺も! そんな気がしている!」
めだかが正直に明かすと、武彦は大きな声で同意する、それは喧しい雨音を差し引いても、遠くまで響きそうな大声だった。
わざと自分の存在を主張し、相手を牽制するという作戦か。
武彦の意図を察したのだろう。(正直雨と暗さの所為で殆ど見えないが)後ろにいる自衛隊員二人は警戒するように銃を構える。しばし武彦達は周囲を警戒していたが……特段何も起こらず。
だが、それは『何もない』証明とはならない。息を潜め、こちらの隙を窺っているかも知れない。
武彦は銃を下ろさず、そのまま歩く。
……基地を出てから今まで、ずっとこの調子だ。当然歩みは遅く、本来ならば三時間程度で辿り着ける筈の村に、出発から四時間が経った今でも入れていない。フィールドワークをすればこのぐらい歩き通す事など珍しくもないが、周りを警戒しながらとなれば消耗も激しい。めだかは普段以上の疲労感を感じていた。
果たしてあとどれぐらい歩かねばならないのか。此処まで来たのに土砂崩れで道が塞がっていた、なんて事になれば凄まじい徒労感に襲われるだろう。無論、安全を考慮すれば仕方ない事なのだが……
「おい! 前を見ろ!」
そんなネガティブな考え事の最中、誰かが英語で声を張り上げた。
ぞわぞわと嫌な予感が込み上がる。それでも無視は出来ない。
言われた通り、めだかは正面を見た。尤も、雨と暗さの所為で前を歩く米軍兵士の背中と、周りに茂る草木の輪郭ぐらいしか分からないが。恐らく今の声は前を進む米軍兵士からのもの。前に行かねば見えないかも知れない。
隣にいる武彦と頷き合い、めだか達は駆け足で前へと向かう。打ち付けてくる雨を押し退けるように進み、棒立ちする米軍兵士……サムの隣まで来た。
此処までくれば、彼が見ていたものはめだかにも見える。
大きな葉や枝で作った、非常に簡素な『家』の姿が。
「む、村、よね!? 辿り着いたのね!」
ようやく着いた村を前にして、めだかは大いに喜ぶ。武彦も表情が和らいだ。
「ああ、ようやく目的地に……ん?」
ただし彼の顔は、すぐに強張る事となったが。
キョロキョロと辺りを見回す武彦。それから指差しで、この場にいる人を数え始める。
「おい! 点呼取るぞ! 大和!」
「え、あ、笹原!」
「み、宮内!」
武彦が大声で名乗ると、自衛隊員達は次々と自分の名を叫ぶ。
本来なら五人、名乗る筈だ。
ところが宮内隊員の後、その声は途切れた。何時まで待っても、名前は聞こえてこない。
「おい、笹原! お前の後ろにいた阿笠と大河内はどうした!?」
「わ、分かりません! 少し……いえ、十分前の定期点呼で声は聞きましたが、それ以降は……」
「くそっ。点呼の間隔をもう少し短くすべきだったか……!」
どうやら二人の隊員が逸れたらしい。
悪態は吐くものの、武彦は二人の隊員を責めない。激しい雨、不安定な足場、密林に潜む野生動物、隣にいるペアの死角の補助……警戒しなければならないものが、あまりにも多い。後ろの確認の優先度が低いのは仕方ない。
定期的な点呼で確認していたが、その合間にいなくなったとなれば手の打ちようがない。それこそ武彦が言うように、間隔を短くするのが対策の限度だろう。
「基地にいる本部に連絡は!?」
「……駄目です! 通じません! 恐らく日本に連絡出来ないのと同じく、なんらかの通信妨害が生じています!」
通信機で現状をこの島の基地にいる自衛隊本部に伝えようとするが、これも叶わない。島内でも、ごく近い範囲でしか通信は行えないらしい。
そして逸れた隊員との通信も、何時までも繋がらない。返事がないのではなく、これもまた通信自体が成立していない状態のようだった。
通信機が使えなくては、この雨と暗さでは探す事も出来ない。
「武彦! 酷な事を言うようで申し訳ないが……今は村の調査を優先しよう!」
そしてサムから、正論が述べられる。
「軍隊としては、隊員数名の『犠牲』は考慮している! 任務の遂行を優先したい! それとハッキリ言うが、銃を持っている彼等より、戦う術のない島民の方が危険な筈だ! 他国民とはいえ、軍人より民間人の安全を優先すべきだろう!」
「……ああ、大丈夫だ! 分かってる! それに、何かあったと決め付けるのはまだ早い! この雨だからな!」
サムの言葉に同意しつつ、武彦は縋るように雨が降る空を見上げた。
不気味な雨が降る島での行方不明。問題が起きたと思いたくなるが、単純に見通しが悪くて逸れただけかも知れない。
何しろ自衛隊員ほど周りを警戒していない(出来ていない)めだかでさえ、かなり注意しなければ前を歩くサム達を見失いそうになっていた。それほど雨が激しく、雨雲は分厚く、森は鬱蒼としている。ただの遭難という可能性は十分あるだろう。
仮に、何かに襲われたなら……二人並んで歩いていたのだ。一人がやられても、もう一人は応戦出来る。そして戦いになれば彼等の持っていた銃が使われる。この大雨なので遠くなら発砲音が掻き消されてもおかしくないが、至近距離なら流石に聞こえただろう。
誰も銃声を聞いていないのなら、行方不明の二人は銃を使っていない、筈だ。だから何かに襲われてはいない、筈である。
幸い、自衛隊員達は装備として地図や方位磁石も持っている。訓練を積んできた彼等なら、単独でも村までのルートは分かる。五分もすれば、トイレに行っていたと言わんばかりにひょっこり姿を見せるかも知れない。
「気を遣わせたな! 調査を始めよう!」
「ああ、それで良い!」
気持ちを切り替えた武彦の背中を、サムはばんっと強く叩く。本心は兎も角、他の自衛隊員も調査に注力する事に頷いて同意した。
「よし! なら早速調査開始だ……とはいえ島民と話が出来るのは俺だけだ! みんな、俺と一緒に来てくれ! 周囲の警戒を頼む!」
「分かった! 総員、警戒態勢に移れ!」
サムを囲うように、自衛隊員と米軍兵士が円陣を組む。非戦闘員であるめだかは、サムと同じく円陣の内側に配置された。
二人いなくなったとはいえ、総勢六人の軍人に守られる。保護されているという実感のお陰で、少し心が休まったのをめだかは感じる。
「さて……オ・コパンペ!」
円陣が出来上がったのを見たサムは、聞き慣れない言葉を言いながら一軒の民家への踏み込む。草で作られた単純なカーテンを掻き分け、中を覗き込んだ。
「いない! 次!」
しかし住民はおらず。
今度は隣にある家を覗き込み、そこにも人がいない事を確認。また次の家を覗き込んで、そこにもいなければ次の家へ……これを淡々と繰り返す。
此処にある家は二十軒程度。此処に百人の島民が住んでいたとすれば、一軒当たり五人はいた暮らしていたのだろう。
島民全員ではなくとも、何かしらの生活があった事は、建物内に残された食器などから窺い知れる。米軍やフィリピン軍から入手したのだろうか。先進国的なプラスチック皿が、床に置かれている家が何軒もあった。中には、食べ物と思われる有機物(腐敗していて詳細は不明)が残されているものもある。
生活の痕跡はある。なのに人の姿が見えない。痕跡にしてもそれなりに日数が経ったものばかり。嫌な予感が、ひしひしとめだかの心を蝕む。
何処かに避難しているだけと思いたいが、その可能性は低い。殆どの建物内は雨漏りをしていて、滝のようにどばどばと水が入り込んでいる。枝や葉で作った家では、そうなるのも当然だ。しかしそれだけの豪雨の中、ある程度雨風を凌げる家から総出で脱出するだろうか? 室内の地面にも水溜りは出来ているが、外と比べれば幾分マシである。
此処よりも良い環境は最早洞窟ぐらいだが、そんなものはこの島にないと事前に聞いている。ならば島民達は、島の何処に行ってしまったのだろうか。
「そろそろ残り少ないな……」
あと残りの家は三軒。軽薄だったサムの声も強張り、彼が最悪の事態を考えているのが窺える。草のカーテンを掴む手にも力が入っていた。
そして希望を込めるような一呼吸の後、ばっとカーテンを開く。
そこには、二人の男女がいた。
「! せ、生存者確認!」
サムの言葉で誰もがざわめく。
同時に、島民と思しき男女 ― 十代前半の若者だ ― もビクリと身体を震わせた。彼等からしてみれば、銃を持った筋肉隆々な男達が突然家に押し入ったようなもの。恐れてしまうのも無理ない。
「あ、ああ、すまない……あー、コ・カコポ。ワバニ・エマー」
サムは謝りつつ、現地語らしき言葉で彼等とのコミュニケーションを試みた。家の中では雨音も幾分マシだからか、大声ではなく優しい声で話し掛けていた。
最初は互いに抱き合い、こちらを警戒していた島民二人。しかしサムに敵意がないと伝わったのか、途中からその警戒心が和らぐ。
それから男の方の島民が、恐る恐るといった様子で話した。
めだかには、その言葉の意味は微塵も分からない。英語やフィリピン語とも違う、独特な言語だ。サムがいなければ意思疎通も儘ならなかっただろう。
そのサムの表情が強張ると、彼等と会話が出来ないめだか達は不安になってくる。
「……何か、問題でもあった?」
「ん? ああ、いや、問題って訳ではないんだが……」
めだかに問われるとサムは困ったように口ごもる。隠そうとしている様子はなく、どう言おうか考えている様子だ。
ややあってサムは、開いた口から語る。
「ミユーラが出た、らしい」
外国語のような、よく分からない言葉を。
家の外で見張りをしている米軍兵士達も、その言葉に聞き覚えがないらしい。ぽつりと同じ言葉を繰り返す。
「ミユーラ……?」
「この島に言い伝えられている神だ。俺も詳しくは知らないけど、雨と嵐をもたらす恐ろしい神らしい」
「そいつは、普通悪魔って言わないか?」
「俺達キリスト教徒的にはそうかもな。この島では単純に、人智の及ばない存在を神と呼んでいる。それにこの神が災害をもたらした後は、魚が豊漁になるらしい。ま、そういう神なんだが……」
神話について軽く講義したところで、サムは話を島民から聞いたものへと戻す。
「なんでもこの島では、十日前からそのミユーラが出ているらしい。この雨はミユーラによって起こされているんだと」
「……それを信じろって?」
「さて、どうだろうな。ただ、彼等が冗談を言っているようには見えない。それに」
「それに?」
「彼等の両親や兄弟は、そのミユーラの眷属とやらに食い殺されたらしい。生き残りは彼等だけだそうだ」
サムの話を聞いて、やや茶化し気味だった米軍兵士は口を閉ざす。
神様の眷属に殺された。
科学により文明が発展し、様々な謎が解き明かされた現代において、いくら特定宗教を信仰していてもすんなりとは受け入れられない言葉だ。しかし現実として、他の家に住民の姿はない。残り二軒の家を見たところで、そこに九十八人の島民がぎゅうぎゅう詰めで隠れている姿は、めだかには想像出来なかった。
それに神話は、必ずしも『出鱈目』ではない。
島民達は、言い方は悪いが未開の地の原住民である。彼等は科学の知識を持たず、故に起きた事象を空想で補う。なんらかの災害的事象を、神と呼んでいるのかも知れない。
そして眷属という言い方も、めだかには一つ心当たりがある。
「私も彼等の話に嘘はないと思う。眷属というのも、そこまで不自然なものではないわ」
「綿摘、それはどういう意味だ?」
「例えばアイヌ。彼等の神話では、動物達はそれぞれ神が姿を変えて、人間の前に現れている。だから彼等は自然そのものを神と崇めているわ。あとヒンズー教では牛を神の使いとして神聖視しているわね。ある種の動物を神の使いと呼ぶ事は、世界的には珍しくない」
この島の宗教に詳しくないため、詳細は分からない。だがある種の事象を神と呼び、特定の動物をその神の使いにしていると考えれば、彼等の話は突飛なものではなくなる。
また、神話に科学的合理性を見い出すなら、その現象により大量発生する生物を、神の使いと呼んでいるのかも知れない。
「勿論これは全て憶測よ。つまり重要なのは、もっと話を聞き、そして調査する必要があるって事ね」
「確かに、その通りだな。サム、他に聞けそうな話はあるか? 例えば、何故その神様が雨を降らしているのか、とか」
「分かった」
サムは現地語で尋ね、二人の男女はおどおどしながら答える。何かに話を聞かれる事を、恐れているような素振りだ。
それでもどうにか聞き出したサムは、彼等の会話を翻訳し、めだか達に伝える。
「断言は出来ないが、米軍とフィリピン軍の演習が原因じゃないか、と言っている。その神様の縄張りにある岩場を大砲……恐らく艦砲だろうが、それで吹っ飛ばしてしまったらしい」
「信仰の場を破壊したのか? おいおい、今時それは不味いだろ……」
「どちらがやったかは分からないが、多分事故だろうと彼等は言っている。彼等自身はそこまで気にしていなかったようだ。ただ、その日の夜から雨が降り始めたらしい」
最初は、ただの小雨だった。
しかし真夜中になる頃には豪雨となり、海は大きくうねり始めた。島民達が漁に使う小舟は勿論、軍艦でさえ外に出られないほどの嵐。米・フィリピンの軍人達は島で待機する事となった。
翌日の朝は、それでも大きな問題はなかった。米軍とフィリピン軍は島民を気遣い、事故のお詫びも兼ねて水や食料を分けてくれたらしい。島民達もちょっと岩場を壊しただけという認識で、魚とかの『捧げ物』があれば神様に許してもらえると思っていたようだ。
だが、その日の夜に神は怒った。
「無数の眷属達が海からやってきて、島民を襲ったらしい。恐らく軍人達もやられて、生き残りは自分達だけ……って話だ。以来雨は降ったり止んだりしているが、今日のは眷属達に襲われた時と同じぐらい激しくて、奴等がまた来たと思って隠れていたらしい」
「……彼等の言葉を信じるなら、なんらかの生物が海から現れて、島の人間を食い尽くし、米軍もフィリピン軍も皆殺しにしたってところかしら」
「馬鹿な。モンスター映画じゃあるまいに……」
米軍兵士がぼやいた言葉に、内心誰もが賛同しただろう。辺境の農村なら兎も角、武装化した現代の軍隊が『野生動物』により壊滅するとは考え難い。
仮に野生動物が原因として、なら軍人や島民の遺体はどうしたのか? 身体は食べ尽くしても、血や肉片まで残さず食べるだろうか?
簡単には納得出来ない。
しかし自称島最後の生存者の証言を、非科学的の一言で切り捨てるのも、めだかは良しとしない。大体にして人類は、未だ世界の全てを知っている訳ではないのだ。何が科学で、何が非科学か、検証もなしに決定する事こそが『非科学的』だろう。
「確かに言えるのは、何かに襲われたって事ね」
「ああ。ひとまずこの情報を本部に伝えよう。彼等の話だけで捜索を打ち切りにする訳にはいかないが……捜索方針は練り直した方が良い」
「俺も同意見だな……というより、反対意見はあるか?」
サムが尋ねてみたが、誰も口を開かない。
皆、島民の話に得体の知れない不安を感じているようだ。
「良し、それじゃあ基地に戻ろう。と、その前に、えーっと……ワナ・ビーア?」
「! ウォー! ウォー!」
「オウラ……彼等も一緒に来るかと聞いたが、断られてしまったよ」
肩を竦めるサム。本当に彼等がそう言ったかはめだかには分からないが、家の隅へ抱き合いながら引っ込む二人の姿を見れば納得はする。
本来なら無理矢理にでも彼等を基地に連れ帰り、安全の確保と更なる聴取をすべきだろう。だが此処の島民達はあくまでもフィリピン国民。フィリピン政府からの許可または要請がない限り、無理に連れ出せば『拉致』になってしまう。致し方ない事情があるにしても、やれば国際的な批難は避けられまい。
加えて、めだかの勝手な想像だが……彼等は此処を『末期』の場所にしたいのではないか。そんな悲壮感が、二人から感じられた。
「俺達だけで基地に戻る。この話を中佐達に伝えたら、あとは上の判断次第だな」
「ああ。行方不明になった隊員二名についても、本部に伝えたい。急いで帰ろう」
自衛隊も米軍も、基地へ帰る事で一致。二人の島民には、後で大部隊で救助に来る事を伝え、家を後にする。
そして今度こそ誰も逸れないよう、長い列ではなく、日米一纏まりの大きな塊となって進む事にした。
歩みは遅くなるが、これなら隣の誰かが消えてもすぐに分かる。今は情報を持ち帰る事、そのために個々の安全を最優先にする。
ゆっくり、慎重に、確実に。
果たしてその想いの甲斐もあってか、帰り道は七人全員で基地まで帰る事が出来た。片道四時間以上、往復八時間半もの大遠征の果ての到着だが、この成果を喜ぶ者は一人もいない。
何故なら辿り着いたフィリピン軍基地から、自衛隊も米軍もすっかり姿を消していたのだから。
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