第2話故郷
僕は、バイトの居酒屋で皿洗いをしている。
「よー!お前のアパート全焼だって?」
ゲラゲラ笑いながら言って来たのは同じバイトの高橋岳だった。
話さない僕をいつもからかって来るのだ。
「でも、お前ボンボンだもんな!バイト辞めて実家帰れ。」
そのつもりだ。
バイトが終ると僕は電車に乗って地方に住んでる実家に帰った。
アパートのインターホンを押すが反応が無い。
ドアノブに触れると扉が開いた。
玄関先まで血の海だ。
母親と父親が倒れている。
僕は、スモールカードで取り敢えず2人をカードにおさめてアイスクリームを食べた。
涙が零れた。
そんな時に寝室から物音がした。
寝室の扉を開けるとサバイバルナイフを持った男とハチ合わせになり僕はサバイバルナイフで腹を刺された。
しかし、男の腹にも包丁が刺さった。
僕は最後の力を振り絞ってスモールカードに男と自分を閉じ込めて絶命した。
そしてそこにスモールが現れてかスモールカードを拾うとスモールカードにキスをして消えた。
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