スモール

起き上がる

第1話殺人

僕は、殺人を犯してしまった。


そんな僕の目の前にスモールが現れた。


「その遺体小さくしませんか?」


「小さく?」


血だらけの死体をスモールは一瞬でカードにしてしまった。


「5人までカードに出来ます。」


スモールは、笑みを浮かべて


「しかし、あなたには色々な災難が待ってます。」


と言い残して消えた。


次の瞬間、僕は警察官に取り押さえられた。


パトカーに乗せられて逮捕された。


しかし、死体が出て来ない。


「死体をどこにやった?」


刑事が聞いて来たが黙秘した。


「血痕も指紋も凶器も揃ってるんだよ!」


僕は、スモールのように顔に笑みを浮かべて黙秘した。


朝方に釈放された。


アパートに帰るとアパートは全焼していた。


これが、災難か。


僕は、そのまま職場に向かった。


胸を押すとカードが手元に握られた。


スモールカードは、心臓の中に隠されている。


「後、4人か。」


僕は、カードにキスした。


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