『その頃からなの。私の発作…

病院通って、薬いっぱい飲んで…

私、おかしくなっちゃって…

でも、1年くらいしたら、その人も落ち着いてきて

あぁ、これで戻れる。そう思った』

「うん」

『私、仕事で倒れちゃったの。

心臓が悪いです。ダンスや、激しい運動は控えてください。

そう言われた。』

「うん」

『私から音楽とったらなにも残らない…

せっかくゆーじさんにダンス教えてもらって、

ツアーとかいっぱい計画してたのに…

私、怖くて…

いろんな人に相談した

手術を受ければ、ダンスもできるかもしれない

決心した

もぅ逃げたくないから。

精神療養も兼ねてアメリカで受けた方がいいんじゃないかって言われたの

だから、日本を離れてアメリカにいった。

あの人の前からいなくなった。』

「そっか」

『帰ってきてもね。私にはやっぱり音楽しか残ってなくて…

いままでがむしゃらにがんばってきた。

もぉ、恋はしない。そぉ決めた

だから、私のなかで、

あの頃のあの人は永遠なの

ラブソングはほとんどあの人を想って作った曲

私は一生、忘れられないと思う』

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