C 木目の王国…市場 秋葉、中学二年生

【【特に閲覧注意】】01 ウ●コ地獄(組石市立楓池小学校三年一組鈴木 縁視点)

 ※汚物描写・お下劣描写・虐めや不登校に関する描写があります。ご注意ください。





でよ、スーパーデラックスウルトラトルネードボンバーウ●コー!!」

「出でよ、日本一にほんいち尻セレブトイレットペーパーミイラ―!」


「出でよ」は、召喚しょうかん魔術まじゅつならっていない小学校しょうがっこう低学年ていがくねんちゅう学年児童じどうには、便利べんりな「口寄くちよせ魔術」の種類しゅるい

 きたない日本でも、日本語は日本語。それを使つかいこなしているのだからめられる……わけい。

 組石くみいし市立しりつかえでいけ小学校さんいち組は、一学期がっきしょっぱなの四月しがつから、学きゅう崩壊ほうかい中。

 担任たんにん玉浜たまはま先生せんせいきびしい先生で、有名ゆうめい

 もちろん、厳しい先生のクラスに編成へんせいされるのは、ぜん、お行儀ぎょうぎわるかったと、先生がおしえなくても優等生ゆうとうせい成績せいせきや学校生活態かつたい度の中間層かんそうの子がかなり少ない。

(そう、わたしみたいな中間層の子は目立めだたない存在そんざい。)

 一・二年のわるガキが学年主任しゅにんの玉浜先生の監督かんとくはいったのに。このさま

 一緒いっしょにフザけていたスポーツしょうだん所属しょぞく男子だんしはというと。意外いがいにも、最初さいしょ二人ふたり対決たいけつのそばでワーワーさわいでいたのに、いま教室きょうしつのドア付近ふきんにかたまっている。

 学校から少年団経由けいゆで。

「学級崩壊に加担したら、練習れんしゅうにもさん加させない。練習試合じあい大会たいかい遠征えんせい合宿がっしゅくも、無し」と、少年団監督に指導しどうされている。

 だから、ろく月からはマシになったけれど……。でも、ウ●チとミイラの対決をながら、わらわない男子なんていない。

 小一から中学受験じゅけん対策塾たいさくじゅくの「Opalオパール Schoolスクール組石中央駅前おうえきまえ校」にかよっている、ガリべんきぬくんだって、あきれながらもニヤニヤしている。

 じょ子はみんなおなうごき。

 ウ●チが自分じぶんや自分の私物しぶつにくっつかないように、かばんに勉きょう道具どうぐをつめこんで、かえ支度したくはじめている。

 ウ●チがくっついたら、小学校卒業そつぎょうまで、あだが「ウ●コ」になる。そんなの怖過こわすぎる。

 だから、もう、勝手かって早退そうたいするしか無い。

 学校には迷惑めいわくがかかるけれど、「いじ要素ようそ」をつぶせるなら、なに問題もんだいは無い。

 わたしたち三の一女子は、四月から、そういう「自分をまもる」ために動けるようになった。



「ミイラにこう級トイレットペーパーいてどうすんだよ!つーか、カラッカラじゃなくね?」

「まず男子トイレの便器べんきにミイラっこんでおいた」

「「「ガハハハハ」」」

 おどろくなかれ、小学校一年生じゃありませんよ。

 大爆笑だいばくしょうしている男子全員ぜんいん

 コイツ、もう三年生なんですよ。


 物は本物ほんものだから、実質じっしつ召喚魔術だけれど。本物のミイラは日本国内外こくないがいでも管理かんりが厳しいから、ミイラは創造系そうぞうけい魔術。くさったにくどう物のほねがあれば、人工じんこう物として、それなりにてられてしまう。

 ミイラのジタバタ両腕りょううでがウ●チをフルスイングしたせいで。

 ウ●チは、不登ふとう校の女子のつくえうえりながらちた。


 三の一ウ●チ事件は一学期が始まった四月から毎日まいにちだれかがこしている。

 小学校男って、「ウ●チ」をあたまなかに思いかべるのが得意とくいなんだけれど。

 女子よりもにおいにかんしては想像そうぞうはばせまい。

 あんなもの、教室に召喚して、くさい、きたない、不えい生なのに。

 滅茶苦めちゃく茶笑って、大喜おおよろこび。



 三時間目かんめ授業じゅぎょうチャイムがって、先生が教室にはいってても。誰も片付かたづけなくて。

 男子たちは、ニヤニヤ笑っている。

「女子ー、なんかえろうとしてんの?片付けろよー」とはやし立てているのは、ウ●チ張本人ちょうほんにんきざし えぶりでい


 二年生のわり、二年女子の全員が「兆部とだけは一緒のクラスになりたくない」っていのっていた。


 春休はるやすみ登校して、クラスえの編成ひょう家族かぞく総出そうでで見に来ていて、学校に怒鳴どなりこんでいたのも見た。

 かしわ れあ君のおかあさんはおに形相ぎょうそう。柏君のおとうさんも、闘牛とうぎゅうみたいに鼻息はないきあらかった。

 そもそも、柏君は保育園ほいくえんだいから、兆部君の「オモチャ」にされていた。

 それなのに、にゅうしき当日とうじつ。柏君は一年五組で。兆部とおなじクラスだった。

 そのせいで、教室に入室せずにいたが子のために。「校ちょう室ではない」をつづけた柏君のお父さんとお母さん。

「兆部にいじめられたのが保育園時代だからって、この配慮はいりょの無さは納得なっとく出来ない」と、にもクラス替えのやりなおしをうったえていた。

 来賓らいひんで来ていた組石市教いく委員いいん会のひと問題視もんだいしして、入学式はそく時一にちえん期。

 おなかがいつもピーピーになっちゃう柏君は特別とくべつに、一組じゃなくて、よん組になった。


 そして、なつ休みのしち月に、柏君家は事件じけんきこまれた。何と、いえまどを全られたのだ。

 夏休みけに「ふざけてたー」と兆部が軽々かるがるあやまったときから、柏君はノイローゼになって、不登校。

 じゅう歳以さいい下で、けいばつわれない。魔術を使つかっていないから、魔術児どう自りつ支援しえん施設しせつ社会しゃかい学校にも、れられない。

 家てい相談局そうだんきょくかい入しか、組石市がわ有効ゆうこう手札てふだは無い。

 兆部家の場合。家庭ほう問は、小学校一年生の第一だいいっしゅう目から小学校六年のはち月最しゅう週目まで。

継続けいぞく訪問」は、最長で六年出来るはずなのに。

 そこで、組石市は「小学校六年二学期からは社会学校へのてん推奨すいしょう」をけ加えた。

 ひと家族のために、ここまでまわりくどい地方ちほう行政ぎょうせい対応たいおうをしたことで。「兆部家=相とうヤバイ家庭環境かんきょう」だというのは、ここの地いきの人たち皆がっている。


 ほかにも。

「じゃあ、小規模きぼう校へ転校しようか」ってお母さんがニコニコでなぐさめていたのも見かけた。普通に楓池小学校そのものからげた女子、じょうまえさん。

 家族が理解りかいしてくれて、本当に良いよな……。



 ここで、奮起ふんきしたのは。

 三の一の女子の頂点ちょうてん

 やつだわら みやさん。

 小三なのに、防壁魔術でウ●コ対ミイラの対決ににじり寄って行く。

「また、先生にチクるのかよ!」って、兆部もビビッてる。

 だって、対決中のウ●コを魔術でずーっとあやつらなくちゃいけないのに、八俵さんを牽制けんせいしなくちゃいけない。

 男子一人じゃ、無理がある。

 だから、兆部は何度もよそ見をして、子分の男子に目くばせしている。


「男子が教室掃除そうじばんも、下足げそくばこ掃除当番も、三年水飲みずの掃除当番も、サボるからでしょ!」

「はあ?どこが!」

さきに帰るし。

 アンタたち男子が掃除用具を魔術でこわしたのだって、先生たちにバレてるの!」

「女子は不登校ズルイと思いまーす!」

「女子だけ不登校じゃないでしょうが!

 三年一組は三十人中男子三人も不登校。女子は二人保健ほけん室登校!」

「いやいや、学校に来ている時点で、掃除当番を意識いしきてきにサボってる!」

「もう良い!

 掃除当番やらないなら、教室登校出来ないようにしてやる!!!」

「「「うわー、言いかたー」」」

 おどおどしつつ、兆部にさからえない男子が八俵さんに、口々くちぐちに言いかえす。

せい当な理由なんだから、たり前でしょ!」

「ヤバイよ、兆部。

 八俵は正義感ぎかんつよいし、女子が男子に強く言えないから、代ひょうして、善意ぜんいで。ね?」

「そうそう。

 今のうちに、兆部もほかの男子みたいにあやまったほうが良いよー」

 兆部の子分も、魔術で白旗しろはたを創造してみせて、両手で白旗のにぎりしめて、「こう参!降参!」と宣言せんげんしながら。

 八俵さんが教室から出ようとするのを必死ひっし妨害ぼうがいした。

 でも、八俵さんの防壁ぼうへき魔術は完璧かんぺきで、男子の誰もめられなかった。



 ウ●コ対ミイラさわぎの三日みっか

 三年一組教室は、「男子が教室登校出来ないのろい」がかけられていた。

「先生ー、中にはいれてよー」

「三年一組有から学校側にもうし立てがありました。

 先生たちが調査ちょうさをしても、三の一男子は『マギボールあそびがあるから、聴き取りなんて面倒めんどう臭い』とげました。

 昨日きのう放課ほうか後までに、不ふく申し立てが無かったので。

 三の一男子は、教育指導『教室登校が出来ない呪い』がかけられました」

「先生、ぼくたちはマギボールなんてやってません!

 ちゃんと説明せつめいしてくれれば、調査に協力きょうりょく出来ました」

 ガリべん男子人を代表して、みなみ君が言い訳に挑戦ちょうせんするも、学りょくたかい分授業たい度が最あく

 特に、南君は学校の先生たちをじゅくの先生のようにあがめていないし。というか、授業しん度がおそいことを理由に、「こう立学校の先生はやる気が無い税金ぜいきん泥棒どろぼう」と見くだしている。

貴方あなたたちは授業中も、塾の宿題の内職ないしょくばかり。

 授業のグループワークは、『こたえがわかっているから必要ひつよう無い』。

 掃除当番もサボる、給食きゅうしょく当番もサボる。

 そんなに塾が良いなら、教室に登校しなくて結構けっこう

 まあ、南君たちも、中学受験のさい志望しぼう校に願書がんしょしゅつ願しなくてはいけない。

 その願書と一緒に出すものは、担任の先生がつくってくれる、「もうおくり書」だったかな、「内申ないしん書」だったかな。

 出席しゅせき日数にっすうや、学校での様子ようす。そのほかにも、児童の個人こじん情報じょうほうくんだって、南君がぼやいてた。

 だから、学校なんかかないで、塾で受験対さくの勉強だけしたいのに。

「悪い印象いんしょうあたえる内申書を書いても、受験者側はふうをする前もあとも見せてもらえない」から、学校生活も真面目まじめに過ごさなくてはならないそうだ。

 受験は小六のふゆなのに。

 小三から、そんなことをなやんでいるなんて、相当ストレスだろうな……。

 ましてや、兆部と同じクラスなんだもん。


「保健室登校の女子は、二年生まで普通に登校出来ていた。

 登校出来なくなったのは、虐め魔術を男子にかけられたから。

 女子が教室で委縮いしゅくしているのも、男子の虐め魔術の標的ひょうてきになりたくないから。

 被害ひがいった子は警察けいさつに被害とどけてい出しているよ。

 慎重しんちょうそう査もそろそろおしまいじゃないかな。

 もう、小学校三年生なのに、自分の気持きもちにブレーキをかけられないから、仕方しかた無いよ」

 玉浜先生は女子しかいない三年一組教室のドア二つとも、内側からピシャリとじた。


 それでも。

 あさの学活時間も、休み時間も、一時間目の授業のあいだも。廊下ろうかすわって、ダラダラしている男子。

「給食は出るんじゃね?」とか、余裕よゆうそうなおしゃべりが教室にもこえて来る。

 でも、休み時間に、トイレに行きたいのに。

 男子がわざとヘビの召喚魔術を使って、女子をおどかした。

 もしろん、おどろくのはわたしたち以外いがいも。廊下にいた別のクラスの子たちもパニックになった。

 それを見て、ゲラゲラ笑っている三の一男子ぜい

 全然ぜんぜん反省はんせいしていない。



 玉浜先生は教たくの前で、わたしたち女子をジロジロ見ているだけで。二時間目の授業がいつまでも始まらない。

 そして。

 ボーッとしているか、ニヤニヤクスクス笑っていた女子にも。玉浜先生は、注意ちゅういした。

「女子にも、男子を調子ちょうしづかせた原因げんいんがあるよ。

 男女にかれて、きょう力し合わないのは、三の一になってからずっと。

 小学校一年生でも、幼稚ようち園の年少組さんでも出来ていることが出来ないなら。

 保育園のあかちゃんクラスからやり直したら?」

「じゃあ、玉浜先生が小学校三年生をやり直して、兆部とどう級生になってください。

 皆、兆部のせいで、学級崩壊してるってわかってます。

 皆、これでも、上手うまくやっていこうと頑張がんばってるのに。

 結果けっかが『男女の不協調・不協』なんてかっ手に結論けつろん出されたら。

 わたし、学校をしんじることが出来ません。

 下校します」

 八俵さんは玉浜先生がめに入るのも無視して、自分勝手に下校してしまった。

 世界せかい的に活やくするマギボールのプロ選手せんしゅよりもあざやかなフットワークで、大人おとなの先生たちをわして、楓池小から出ていった。


 そのうちに。

 玉浜先生は「これで、不登校や保健室登校している子たちの不あんな気持ちもわかったでしょう?」と男子たちを簡単かんたんゆるしちゃって。

 わたしたち女子は、勉強道具を鞄にめて、保健室へげることしか出来なかった。

 だって、教室から逃げるときに、かえったの。

 そうしたら、玉浜先生のはなくちから、ウ●コが逆流ぎゃくりゅうしていた。

 ひどのろいがそそいでいた。



 もちろん、給食をべずに、ねつも出ていないのに早退そうたいしたことは、おやおこられると思った。

 でも、仕事しごとから帰ったママに。「玉浜先生が便器べんきになった感じを酷くしたようなものを見た」と言ったら、背中せなかをさすってくれた。

えにし大丈夫だいじょうぶ

 怖かったね。

 ママ、ずっとここに居るからね」

 お風呂ふろに入っても、ごはんを食べているときも、わたしはあたりをキョロキョロ見回していた。

 止められない。

 玉浜先生は大人だけれど、わたしなら、ショックで死ぬ。

 ぜっ対、死ぬ。


 だから、多機能たきのうつう端末たんまつ検索けんさくした、「防壁魔術」の中から。八俵さんが使っていたような防壁をさがし続けた。

 でも、小三で使えるような防壁魔術は無かった。

げき退」とか、「防壁」とか、「防はん魔術」とか。物騒ぶっそうなキーワードを入力したせいで、「ストーカー撃退!盗撮とうさつ犯撃退!『レディース防犯もく的魔術ジムHeraヘラ』」の広告こうこくばかり表示されるようになった。

 けっ局、有料ゆうりょうサービスしか無くて、検索をやめた。


 八俵さんは、きっと「迷声めいせい」みたいな魔術学習塾に通ったんじゃないかな。

 家や学校以外で、防壁魔術を練習したんだ。

 兆部にてるくらい、修業しゅぎょうしたんだよ!

 良いな……。

 わたしには、無理。

 学校、行きたくない。



 でも。

 あんなになやんでいたのに。不安だったのに。

 ママと一緒にたら、すこし元気が出た。

 そうそう。

 八俵さんはわたしとちがって。家に帰っても、号泣ごうきゅうスイッチが入らなかったんだって。

 家に帰って、親にきついていない。

 親に淡々たんたんと「担任の先生の言いがかりが何度も続いて、コミュニケーションが取れない。楓池小を信じることが出来ないから、組石市教育委員会にい合わせをしてしい」と説明せつめいして、たのんだ。

 これは、八俵さんが幼稚園のころから通っているクラシックバレエ&マギダンス教室「エコール・ドゥ・バレエ・ドゥ・クミイシ」の教室生、藤沼ふじぬまさん情報。

 藤沼さんは、三年三組だけれど。入居したマンションが同じで、お母さん同士が仲良なかよしになったから聞けた情報。



 三年一組男子を扇動せんどうしていた兆部は、いなくならない。

 それが日本の公立小学校が出した答え。

 いつでもどこでも誰でもきずつける兆部でも、「教育を受ける権利けんり」がある。

 それはわかる。

 でも、じゃあ、ほかの子にあるはずの「教育を受ける権利」をしん害した兆部を、誰も学校のそとい出せない。


 人を殺して。

 学校を爆発ばくはつさせるくらいじゃないと。

 そんな乱暴らんぼうなことはかんがえたくない。


 つかれたかおをした校長先生の顔を見て、「あきらめること」を勉強した。

 不登校の子がえている。

 男子も女子も、気づいた。

「自分が兆部と同じ教室からび出せば良いんだ!」って。

 だから、わたしも。

 ウ●コと。

 玉浜先生と。

 兆部。

 それしか無いしん三年一組教室には、行っていない。


 そうそう。「新」っていうのは、わたしが書類上在せきしている教室。二階にかいの小会室。


 きゅう三年一組は、きちんと校員さんが洗浄せんじょう・浄魔術をかけてくれて、無臭むしゅう清潔せいけつな教室になった。

 そして、今は「第三りん若葉わかば教室」とばれている。

 今は他の女子と、ガリ勉君たちと一緒に、「第三臨時若葉教室」で授業を受けている。

 第一若葉教室は、高学年用別室登校児童のための教室。

 第二若葉教室は、低学年・中学年の別室登校児童のための教室。

 保健室登校児童は保健室が手狭てぜまなので、別室でちゃんと自習をしていた。


 先生たちの苦肉くにくの策。

 それは、「一人の問題児を隔離かくりする」のではなくて。

「問題児から被害を受けた児童を一斉いっせい隔離」なおかつ、「第三臨時若葉教室」を書類上増やすことだった。

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