第3話
幸い少年の命に別状は無さそうだ。不幸中の幸い。
状況の整理が出来たところで、急いで119へ連絡をすると、5分ぐらいで到着すると伝えられた。
「大丈夫。すぐ救急車来てくれるって。…少年、名前は?」
そういえば、名前を聞いたいなかったと思い尋ねると、少年は少しの間を置いて、名乗ってくれた。
「……レン」
「レンくんか。小学何年生なの?」
「……2年」
「そうかそうか、2年生か〜。」
少しでも落ち着けるようにと、何気ない会話を続ける。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます