第7話 聖剣エクスカリバーのダンジョン探索!!-7
・そんなやりとりをしながら一同は更に洞窟の奥へと進んでいく。
・今なおもゴブリンたちが襲い掛かっているが4人のレベルとの違いで
蹴散らされていっている。
・特にエイジスは彼女と同様の大きさを誇る盾を巧みに操りながら
ゴブリンたちを簡単に吹っ飛ばされている。
エクスカリバー:
「いつ見てもそのデカい盾、よく使いこなしているよな~」
エイジス:
「盾はワタシのアイデンティティだからね。キミもそうだろ?」
・全くだね!と答えながらゴブリンの攻撃を避けながらエクスカリバーは
反撃の一閃で周囲のゴブリンもまとめて切り伏せていく。
・アロンダイトとガラティーンもゴブリンたちの攻撃をいなしながら
確実に急所を突きながらゴブリンたちを仕留めていく。
エイジス:
「アロンダイトもガラ子も流石だな。――――1人だけ色々おかしいがね」
エクスカリバー:
「含みのある言葉だナァ・・・言いたいことははっきり言わないといけないぞ!」
エイジス:
「じゃあ言おう・・・エクスカリバー、キミは強すぎる。如何な聖剣と云えど
強力が過ぎないじゃないか?」
・聖剣といった伝説の幻想武器や防具は逸話などにもよるがいずれも強大な力を
有しているものがある。
・物によっては世界すら滅ぼさせる力をもたらすものが存在するほど。
・エクスカリバーはその知名度などで知られているが必ずしも強力ではあるが
強大という訳ではない、はずである。
・そんな疑問をエイジスから問われたエクスカリバーはチチチ、と指を鳴らしながら
エクスカリバー:
「知名度のある聖剣だからこそ色々な効果も付与(エンチャント)されたりするんだよ。つまり今のボクは“全種族特攻”があるということさ!!力補正だけじゃなく!!」
エイジス:
「―――確かにそういう効果を付与されていたこともあったなキミは」
エクスカリバー:
「その内、光を集約させた巨大な光の剣をビームの様に打ち出したいが
流石にまだレベルが足りないかなぁ・・・ガラ子もまだ炎とか出せないよね?」
・ゴブリンを蹴散らしながらガラ子はエクスカリバーの問いに答える
ガラティーン:
「そうですね・・・まだレベルが不足しているのかまだ切っ先からでしか出せませんが」
アロンダイト:
「普通に考えたら中々凄いことだけどね。所謂魔法剣の様なモノですからね~」
・そんな雑談をしていたが彼らは周囲に警戒を怠らず残りのゴブリンたちへ
意識を集中させていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます