第32話 トラップゾーン

 獲得!

 PV63と☆0個!


 安定の60PV付近。

 まあ、良いさ、もう少しで終わる。

 残り247リワードと☆24個。


 200リワード貯まったので、癒しの時間。

 200は長かった。


 プリンにしようかなと思ったが、似た感じの名前のメーカーから出しているポテトチップス。

 薄切りタイプのポテトチップスではなくてジャガイモを潰して成形した物。

 サワークリームの奴と言えばお分かりか。

 199リワード、ぽちっとな。


「ええと、何とも形容しようがない味ね。さっぱりした感じなのにこってりしてる」

「そうですね不思議な味です」

「サワークリームって何で出来ているんだろうなとは俺も思う」


「でも不思議と後を引く美味しさ」

「手が止まらないですね」

「うんうん。つい食べ過ぎる味だよな」


「なくなっちゃった」

「そうですね」


 こういう菓子はすぐになくなる。

 次は甘い物いこうかな。

 プリンとかどうだろうか。

 安いプリンだと3個パックで119リワード。

 うん良いんじゃないかな。

 次はそれを目指そう。


 コメント行くか。

 コメントは2つ。

 トラップゾーンを発見するらしい。

 うん、気力は十分、対処も簡単だ。


 偵察任務で前線の奥深く侵入。

 トラップゾーンということで影武者を何人も先に行かせている。


 突如、爆炎が上がった。

 地雷みたいな魔道具を仕掛けたのだろう。


「影武者達、踏み込んで解除しろ」


 影武者が次々に地雷魔道具を踏み抜いて作動させていく。

 音を聞きつけたのか兵士の一団がこちらに向かって来るのが見えた。


「ロード、やれ」


 ロードで出来た灰色の雲が兵士を包む。

 耳に入ったロードに降伏しろと言うよう指示した。


 何人かは逃げ、何人かは向かってきた。

 だが、地雷魔道具を踏み抜いて解除しているのを見て、立ちすくむしかないようだ。

 そうだよな、地雷を踏み抜いてやってくる奴がいたら、対処に困るというものだ。

 だが、敵軍の指揮官は冷静だった。

 魔法攻撃を指示したのだろう。

 魔法攻撃が始まった。

 だが、魔法攻撃は地雷魔道具を壊すだけだった。


 指揮官だけ、電撃を放つようにロードに指示。

 指揮系統が混乱したのか抵抗が止んだ。


 捕虜になった敵軍を引き連れて帰還。


「止まれ!」


 味方の軍の歩哨に呼び止められた。


「捕虜にしてきた!」

「ちょっと待て!」


 そして、味方の兵士がたくさん現れて、捕虜達を縛っていく。


「ご苦労。報告しろ」


 前線の士官らしき人がそう言ってきた。


「偵察中、トラップゾーンがあったので突破してたところ、敵軍に遭遇。捕虜にしました」

「ふむ、にわかには信じられんが、こうして捕虜がいるのだから、そうなのだろう。所属はと姓名は?」


「騎士学園の生徒で、ケン・ゴールドです」

「優秀だな。就職先に困ることがあれば、俺に声を掛けるが良い」


 将軍に呼ばれた。


「派手にやっているな」

「まあね」


「だが、助かった。あのトラップゾーンには手こずっていたからな。これで前線を進めることができる」

「戦争が終わったら褒美をよろしく」

「ああ、王には報告をしておく。次は後方任務だ。輸送路のひとつがモンスターによって潰された。掃討してこい」

「人使いが荒いな」

「使えれば何でも使う。次の任務は緊急ではないので3日間の休みを与えよう」


 休みか。

 戦場でやることなどないな。

 酒を飲んで騒ぐぐらいなら、商品開発でもするか。


 俺に抜けているのは、治癒の部分だな。

 機械兵で、治癒はできないが、診断ぐらいはできる。

 毒感知はもちろんのことウイルスチェックも出来る。

 怪我はポーションがあるので問題ない。


 毒感知とウイルスチェックの機械兵はどんな形にしようかな。

 蚊だとちょっとだな。

 蛭とかもグロイ。

 カエルもな。


 草の形にしようか。

 何となく良いかも。

 どの草が良いかな。


 桔梗かな。

 うん良いかも。

 ベルフラワーだな。


 桔梗の花を食べ物に挿すと、毒を感知する。

 鼻の穴に入れればウイルスチェックだ。


 商業ギルドにサンプルとして、ベルフラワーを10本ほど送り、価格は金貨1枚ぐらいでどうかと手紙を添えた。

 速攻で返事がきた。

 まあ、王都に運ぶ前に近隣の支部で試験して、ロード通信で報告したのだろう。

 仕事が早いが、でないと商業ギルドではない。


 返事は貴族に売れるだろうとのこと。

 暇をみて作って送ることにしよう。

 ロードとゲーム機のカバの催促もされた。

 魔力がないんだよ。

 レベルアップをさぼっていた弊害だな。

 モンスター退治をして、補給路の回復をやる時に近隣のモンスターを根こそぎ退治してみよう。

 とりあえず、食える肉なら軍が消費するだろうからな。


――――――――――――――――――――――――

今回のスキルと☆:

 獲得スキル、なし

 ☆残り24個


今回の収支:

 収入

 63リワード


 支出

 ポテトチップス・サワークリーム、199リワード


 残金

 48リワード

 135,268,683イール


 銀のたわし

 1個


次の分岐:


 補給路で待ち構えてた物は?


 ①エンペラーオーガ。

 ②ギガスライム。

 ③ミスリルゴーレム。


 コメントでどれが良いか書いて下さい。

 11/24日の午後2時締切です。

 同数は作者の都合で決めます。


1K毎ガチャ

 次のガチャまで、256PV必要です


 異世界ファンタジーの週間ランキングの下一桁でガチャを回します。

 一日の獲得が2000を超えたら、二桁目で。

 3000を超えたら、月間ランキングで。

 1週間☆がなくてランク外の時はハズレとします。


 ⓪ 銀のたわし

 ① 1リワード

 ② 100リワード

 ③ 10000リワード

 ④ 水鉄砲スキル

 ⑤ 転倒スキル

 ⑥ 鑑定スキル

 ⑦ 石化魔法スキル

 ⑧ トイレットペーパー

 ⑨ 銀のたわし


 PVのスクショ撮って、近況ノートにあげます。


名前:ケン・ゴールド(健司・金子)

レベル:22

魔力:0/2420

スキル:

 [ ]カクカクⓘ

 ざまぁホイホイⓘ

 水生成ⓘ

 点火ⓘ

 乾燥ⓘ

 送風ⓘ

 点灯ⓘ

 殺菌ⓘ

 擬死ⓘ

 方位ⓘ

 加熱ⓘ

 弱回復ⓘ

 機械兵生成ⓘ

 斬撃ⓘ

 俊足ⓘ

 残像ⓘ

 鉄皮ⓘ

 痛痒感ⓘ

 転生ⓘ

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