第22話 裁判
獲得!
PV71と☆4個!
PV増えないな。
無理があるんだよ。
何が原因とは言わないけど、普通の小説だとこれぐらい話数が行けば、1000PVは堅いのにな。
まあ仕方ない。
残り122リワードと☆21個。
癒しの時間。
今日は甘い物。
マスカット味のグミ、99リワード。
「さあ、食え」
「スライムみたい」
「ふにふにしてますね。透き通って綺麗ですけど」
「やっぱりスライムを食べたらこんな触感なのかしら。味は美味しい」
「なんか安っぽい味ですね」
まあ、それほど好評ではない。
グミを食べ慣れてないからだろう。
この世界だと飴しかないからな。
新しい物は拒絶反応が出ることが多々ある。
ちょっと失敗かな。
次はリワードが許せば飴にしてみるか。
ハッカ飴とか良いかもな。
ハーブとかはなじみ深いだろうから。
さて、コメントだな。
コメントは5つ。
アドバイスは裁判でミザーの悪事の証拠を提出。
もはや民事では裁ききれないと大事にしてしまえということらしい。
裁判の日になった。
「と提訴しました。関はスティンジ伯爵に属するべきと思います」
ほとんど寝てて聞いてなかった。
「何か反論はありますか」
「まず、脱税の証拠。殺人の証拠。裏社会との関係の証拠。まだありますけど、どうしますか?」
俺は証拠の書類をばら撒いた。
「それが関となんの関係があるんだ!」
「スティンジ伯爵は悪党で、信用にならないと言いたいわけです。ですよね。密偵さん」
ロードの網から凄腕の密偵と言えど逃れられない。
ここにいるのは分かっている。
俺は知る人ぞ知る有名人だからな。
商業ギルドの職員に聞けば、どれだけ重要人物か分かる。
「誰に向かって言っている?」
「そりゃ、王家の密偵に。しばらく待ってくれます。そんなに時間は取らせません」
「待つわけないだろう。裁判官、早く判決を!」
「どうですかね。判決を下してから、王家にお咎めを食らうのと、待って公平にやりましたというのでは」
「裁判長!」
「いえ、待ってみましょう」
だよな。
裁判長は賄賂を貰っているだろうけど、破滅したらその金も使えない。
陪審員の賄賂の証拠はばら撒いたが、裁判官の物は含まれていない。
さっき、職員が床の書類を拾って裁判官に渡していたから分かっているはずだ。
意図的に含まれてないとな。
そして、近衛騎士がやってきた。
「くそっ、俺は知らん。部下が勝手にやったんだ」
「そんな言い訳が通じると良いな」
「やめろ。手枷など掛けるな」
「さようならだ」
まあ、貴族だから、ミザーは金と権力で切り抜けるんだろうけどな。
王家も罰金を搾り取った方が得だからな。
だが、平民がこれ以上重税にあえぐのはちょっと頂けない。
ふっ、義賊カネコ小僧、現る。
実際はロードがやるんだけど。
ロード1万匹ずつがスティンジ伯爵の領地の屋敷と王都の屋敷に飛び立った。
映像を見てみるか。
「何だいきなり暗くなったぞ」
「外を見てみろ。あの灰色の雲は何だ」
さあ、突入だ。
ロード達が、窓を突き破って侵入する。
「バッタだ。蝗害か。馬鹿な。畑じゃないんだぞ」
「金庫が破られた」
「バッタ達が金品を運び出している」
そして、ロード達は、スティンジ伯爵領の平民に金品を配り始めた。
ミザーはどうかな。
「何っ、金がないだと!」
「ええ、バッタに運び出されて」
「くそ、ケン・ゴールドの野郎」
「もう終わりです。罪を逃れることはできません。懇意にしていた貴族も続々と離れて行ってます」
「奴は何者なんだ。こんな力があるなら王も狙えるだろう。なぜわざわざ治水などする。分からん。奴の思考が読めん」
いや、俺も何をやるかなんてコメント頼りだから、自分でも分からん。
行き当たりばったりだ。
ただ、王はないだろうな。
理由がない。
成り上がりの物語としては面白いが、王なんてめんどくさいだけだ。
ミザーはこれで良いだろうな。
たぶんこうなると商人もツケの回収に走る。
ババを引くのは誰も嫌だからな。
スティンジ伯爵の爵位はきっと売り出されるな。
自己破産なんて制度はないからな。
価値のある物なら根こそぎ持って行く。
爵位も例外じゃない。
成金が爵位を買って、運営する方が案外上手く行ったりしてな。
また、関の問題で揉めるのなら抜本的な解決を考えよう。
タートルが売れてない。
一つもだ。
値段が高いのもあるけど、効果が実感できないからだ。
じっさい使ってみた感じは効果がないように思える。
空気中に消臭物質が広がる感じじゃないと駄目なんだろうな。
小さいファンを回して炭の粉じゃな。
大型にして部屋置きならありか。
完全に失敗だな。
ロードの販売も落ちてきているが気にしない。
十分儲けた。
水利権料が月末に入ることだしな。
――――――――――――――――――――――――
今回のスキルと☆:
獲得スキル、なし
☆残り21個
今回の収支:
収入
71リワード
ロード売却益、大金貨79枚、7900000イール
支出
マスカット味のグミ、99リワード
残金
23リワード
113,172,283イール
銀のたわし
1個
次の分岐:
騎士学園、嫌味な奴が出現、どうする?
①俺の影武者の機械兵が剣術の授業でコテンパンにする。
②ロードが集めた黒歴史が明らかに。
③試験順位で打ちのめす。
コメントでどれが良いか書いて下さい。
11/14日の午後2時締切です。
同数は作者の都合で決めます。
次のガチャまで、882PV必要です
1K毎ガチャ
異世界ファンタジーの週間ランキングの下一桁でガチャを回します。
一日の獲得が2000を超えたら、二桁目で。
3000を超えたら、月間ランキングで。
1週間☆がなくてランク外の時はハズレとします。
⓪ 銀のたわし
① 1リワード
② 100リワード
③ 10000リワード
④ 水鉄砲スキル
⑤ 転倒スキル
⑥ 鑑定スキル
⑦ 石化魔法スキル
⑧ トイレットペーパー
⑨ 銀のたわし
PVのスクショ撮って、近況ノートにあげます。
名前:ケン・ゴールド(健司・金子)
レベル:22
魔力:10/2420
スキル:
[ ]カクカクⓘ
ざまぁホイホイⓘ
水生成ⓘ
点火ⓘ
乾燥ⓘ
送風ⓘ
点灯ⓘ
殺菌ⓘ
擬死ⓘ
方位ⓘ
加熱ⓘ
弱回復ⓘ
機械兵生成ⓘ
斬撃ⓘ
俊足ⓘ
残像ⓘ
鉄皮ⓘ
痛痒感ⓘ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます