「青春」はいつか

「青春」という言葉は日常的に耳にします。

意味は説明せずとも、学生時代に誰もが味わった期間です。私も思い出すと懐かしい気分になります。

そんな「青春」の語源が陰陽道(道教の五行思想)にあることはご存知でしょうか。


五行の基本配当は、

木・火・土・金・水

となっており、これを「四季」に当てはめると、

木(春)・火(夏)・土(土用)・金(秋)・水(冬)

となります。

次に「色」に当てはめると、

木(青)・火(赤)・土(黄)・金(白)・水(黒)

となります。

即ち、木の配当が「青」と「春」です。

これを併せ「青春」と言っているわけですが、土用はなく四季のみの配当となっております。

「玄(黒)冬」

人としての芽吹きを待つ冬。

「青春」

成長の時期である春。

「朱(赤)夏」

火の如き勢いで盛んに活躍する時期、夏。

「白秋」

人生という木の実り、秋。


冬というのは終わりの季節と思われがちですが、人生の季節は冬から始まっているわけです。

これから始まる冬を、どう過ごしましょうか。


令和6年11月18日

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