飲み会
第13話
麗のおすすめの居酒屋に行くと賑やかだった。
出てきた客と私がぶつかると麗が睨んだら
その人達は、青ざめ
「ひっ、すいませんでした」
情けない謝り方をしてすぐさま早歩きで出ていった。
「大丈夫だよ。麗ダメだって言ったでしょ成人してるんだから」
そう言うとシュンとしながらも恋人繋ぎして後ろを歩く麗とその後ろを歩く釘井さん。
「俺のせいじゃねぇもん!」
ムスッとした顔でそう言ってきた
「いや、麗のせいでしょ」
「いや、麗のせいだろ」
釘井さんとハモってしまった。が気にせずに案内された席に着いた
私は、ハイボール、麗と釘井さんは、ビール
「釘井さんスプリットタンってどう思います?」
「人体を変えるわけだからそれなりに注意事項とかはあるし痛みもそれなりにあるし自分ではしたくないけどしたいの?」
その目つき、顔つき、何もかも釘井さんが何を考えてるか分からない。
「興味を持っただけでしたい訳では無いです」
そう言うと麗は何故だが残念そうにしていた。
「桜さん真面目そうなのにそーゆーのに興味あるんだ」
釘井さんは、からかってるかのような口調で言った後にビールを飲み干し
麗は私の場所が無くなるんじゃないかってくらいに近づいてきた。、
「俺スプリットタンにしようかな〜いい?桜」
「ダメだよ。てか、狭い」
「オソロにしたかったのに。」
私は、タトゥーにも興味が湧いた。
「ハイハイ。タトゥー掘ってる時見ててもいいですか?」
「俺は良いけど麗煩いけどね。まぁ、麗だけじゃないんだけどな」
そう言い2杯目のお酒を飲み干した
「桜もオソロにしようよ二人の愛の証にさ♡」
麗も1杯目のビールを飲み干した。
愛の証か、消えない証。
私は、考えるのやめお酒飲み、おつまみを食べ
普通に楽しんだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます