解約
第4話
私の住んでるアパートに行き部屋の鍵を開けると
彼の目は輝いていた。
彼と離れたくないと思ったのは秘密にした。
「俺さ、彼女家行ったことないんだ。だから、桜が初めてなの。スゲェ女子って感じで変にさ緊張してんの」
麗は、見た目ほど悪いやつじゃない。むしろ、単純馬鹿で分かりやすくて素直な奴だ。
「テキトーに座って目瞑ってて」
「おう!」
麗は、素直に目をつぶっていた。その間着替えながら麗に
「私さこのアパート解約しようと思ってんだよね」
あと少しで着替え終わるって時に麗は目を開け
「じゃ、俺のボロアパート2人で住まない?」
「まだ目開けて良いって言ってないじゃん」
麗は笑顔で
「へへ、やっちゃった」
私は、服を着替え終わったら麗の頭を叩いた
「たくっ、変態。で、条件は?」
麗は必死に考えてる様子だった。
「水道光熱費を半分だけ出して、俺こう見えて好きになったら一途なの。桜のことなら何でも言うこと聞くよ?」
目をキラキラさせて言うから信じてみる事にした
「分かったわよ」
私は、そう言い麗の頭を撫でた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます