第4話
「?」
「?」
「おい」
「りょうくーーーーーーーーーーーん!」
寝起きボディプレス。いや、生き返りボディプレスか?それとも…信じたくないけど
「夢おち展開?」
「りょうくんが記憶喪失にっ」
「・・・」
「私君の彼女のまつりだよ」
唐突に記憶喪失偽彼女ムーブをかますまつりはおいておいて、俺は考える。
「さっきまでのは夢で俺は何も」
「りょうくーーーーーーーーーーーん、寝よ♡」
「おまえちょっと黙れまつり!」
俺は今現実を受け止めようとしているんだ。
ここは病院だ。おk。多分まつりを助けようとして刺されて倒れたまでは現実だ、でそのあとの神様
「…もうそう だったっの…?」
「そうそう!私とりょうくんはそれはもういちゃいちゃと」
俺はショックでそのまま寝たらしい。
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱
_おい!静かにしておくれよ。
俺の脳内にいる無能天使がまた話しかけてくる
_ボクだってこうなるとは思わなかったよ
は?
_転生先はランダムでカミサマが決めるから、こういう可能性もあるにはあったんだ
よ
妄想の中でも現実を受け入れられていないみたいだ。
_何キャラだよ、それはよ。
_でも、忘れてたけど、転生特典の魔法属性強化とかわいいヒロインはちゃんとついてくるから安心して
…ヒロインとは?
_まつりちゃんではないよ。あれ、説明してなかったっけ
俺は精神的にダメみたいだ。病院に行こ。
_ちょ、ちょっとまってよ~
俺はすべてを無視して眠りについた。
俺は以上に傷の治りが早いらしく、明日で退院しろと言われた。死にかけの状態から3日で退院だ。奇跡。
で、朝起きたら誰かが俺に馬乗りに乗っていた。
「っ」
しゃべる前に一度考えようか。
最近のかんじだとまつりの可能性が高いだろう、でも、なんか、その、
肉の付き方が違う
ちょっと細身で軽くて、まつりのの暴力的な質量とはわけが違う。
_かわいいヒロインちゃんはついてくるから安心して
うーん、なんか違うというか
っん???
頬のあたりに柔らかい感触 あ、夢かな
驚いて目を開けた、そして目に入ったのはゼロ距離の赤い目。
いんや、ちょっと待て茶
赤い目?
紅い目?
異世界ですか?
_いや、現実だよ 言ったじゃないか安心してって、
「これはラブコメなのか?」
このとき、俺は絶対違う悟りを得たと思う。
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