第22話:スキルツリーを考える

 結構、物語を構成するうえでカギとなるスキル。

 このスキルのアイデアだけで1作品できてしまうのだから。


 今回はそのユニークスキルを考えました。


 <入力>


 カオスだとひねりがないので、何か別のユニークな名称とその効果を提案してください。例として『バランス』が全部の行動に影響を与えてしまうということ。カオスが当たり前すぎるので「何かだけ」無作為になっていく方向性ではどうでしょう


 <提案>


 ### **ユニークな名称:「ランダマイズ(Randomize)」**


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 ### **コンセプト**

「カオス」として全体が無作為に動くのではなく、あくまで**「何かだけが」予測不能に変化する**ことで、意図しない効果が発生する新しいスキル系統を構築します。

 この「**ランダマイズ**」系統では、ルナの行動や作物が、特定のタイミングで**無関係な要素**に影響され、何が起こるか予測できない面白さが発生します。


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 ## **「ランダマイズ」スキルの特徴**


 - **一部の行動だけが無作為に変化**:意図した効果が成功するか、突然変異的な何かが起きるかはわからない。

 - **状況を完全に変えるほどではなく**、「どこかズレた結果」が発生するため、想定外の展開が起こる。

 - **仲間・敵・作物・魔法**など、「**予測できない対象**」にだけ影響することで、他者を巻き込むドラマが生まれる。


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 ## **「ランダマイズ」系統のスキルツリーと効果**


 ### **1. ターゲット・ランダム(Unpredictable Target)**

 - **効果**:攻撃対象が、自分の意図とは違う場所に飛ぶことがある。

 - **例**:トマトを敵に投げようとしたのに、突然味方の魔獣に直撃。魔獣が怒って敵陣に突っ込む。


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 ### **2. 成果の無作為化(Harvest Randomization)**

 - **効果**:作物を収穫したときに、異なるものが手に入ることがある。

 - **例**:ジャガイモを収穫しようとしたら、なぜか「魔法の剣」が出てきた。仲間たち:「なんでここに剣が?」


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 ### **3. バフのズレ(Misaligned Buffs)**

 - **効果**:付与したバフが、意図しない別のステータスに適用される。

 - **例**:回復ポーションを飲ませたつもりが、なぜか味方の移動速度が急激に上昇。敵も追いつけないほどのスピードに。


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 ### **4. 時間飛び(Temporal Glitch)**

 - **効果**:戦闘中、作物や敵の成長が意図せず「先取り」される。

 - **例**:植えたばかりのカボチャが瞬時に成長し爆発、敵陣が混乱する。


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 ### **5. 協力のねじれ(Twisted Alliance)**

 - **効果**:NPCや魔獣が戦闘中に突然、敵味方の陣営を入れ替えることがある。

 - **例**:魔獣が敵陣に向かって突っ込むが、「やっぱりこっちの味方がいい」と味方に寝返る。


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 ## **「ランダマイズ」スキルの活用シーン**


 1. **戦闘でのハプニング**

 - ルナ:「この唐辛子を投げれば、敵が退散するはず!」

 - → しかし、唐辛子の効果が味方に発動してしまい、味方が辛さで大混乱。


 2. **農作業の妙な展開**

 - 収穫を進めると、「どうしてかジャガイモ畑から伝説級の武器」が見つかる。

 - 仲間:「いや、これが出てくる意味がわからないんだけど?」


 3. **仲間との掛け合いの面白さ**

 - アイリス:「お願いだから、狙った場所に攻撃して!」

 - ルナ:「してるつもりなんだけど~」


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 ## **まとめ:ランダマイズ系スキルの魅力**


「ランダマイズ」系スキルは、**特定の一部分だけが無作為に変化する**ことで、コメディ要素と戦術的な予測不能感を生み出します。

 全てが混乱するのではなく、「何かひとつ」が思いがけない方向にズレることで、ルナの天然さが一層際立ち、読者を飽きさせない展開が続きます。


 この仕組みで、ルナの予測不能な行動と仲間のリアクションを通じた**笑いとスリル**が、物語全体を支えるユニークな要素になります。


 <ここまで>


 なるほど!


 これは今までになかったスキルだ。

 特にこの作品の面白さを端的に表している。前のカオスだけでは面白くなかったけど、こういったスキルなら好感が持てます。


 スキルに振り回されるルナ。

 これはルナ自身の天然さをぼかすかもしれないので、この点は後で修正しましょうか。


 ああ。

 ルナは「このユニークスキルが気に入っている」というだけでいいか。


 ちなみに名前の変更をしました。


『ランダムウォーク』


 AIによる説明


 ランダムウォーク(random walk)とは、株価や外国為替相場などの動きが不規則(ランダム)で、予測不可能であるとする考え方です。また、酔っぱらいが千鳥足でふらふらと歩いたときの足取りのように見えることから、日本語では酔歩や乱歩などとも呼ばれます。



 そのユニークスキルを手に入れた原因を、いろいろと考えている過程は省略します。

 数回のやり取り後「これは面白い!」と思った部分を展開していきました。


 <入力>


 病気で引退したトッププレイヤーが偶然入手してそのあまりにも意図しない攻撃や防御に振り回されて引退に追い込まれた禁忌のスキル。一般には知られていない。あとでその引退プレイヤーの口から語られる。その引退アカウントが二束三文で売られていた。

 この話の整合性をつけてください


 <回答>


 ## **禁忌のスキル「ランダマイズ(仮)」:整合性のある物語構造**


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 ### **1. スキルの誕生背景:不安定な力の付与**

 このスキル「ランダマイズ(仮)」は、かつて**トッププレイヤーだった「伝説のプレイヤー」**が偶然手に入れたものでした。しかし、そのスキルは**攻撃も防御も予測不能にズレる**という危険な特性を持ち、プレイヤーの意図を無視して暴走することが多発。結果、彼はこのスキルに翻弄され、**思うようにプレイできなくなった末に引退**を余儀なくされました。


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 ### **2. トッププレイヤー「レオン」の悲劇的な運命**


 - **キャラクター設定**:

 - 伝説的なトッププレイヤー**レオン**。戦闘も経済も完璧にこなす万能型プレイヤーとして名を馳せ、ゲーム内の英雄として崇められていた。

 - ある日、彼はゲーム内の「**シークレットイベント**」に挑む。極めて特殊な条件を満たすと付与されるとされる、**未発見のスキル**が報酬だった。


 - **「ランダマイズ(仮)」の付与**:

 - イベントクリア後、レオンが手に入れたのは「**予測不能な力**」。最初はその珍しさに喜び、自信を持って使い始めるが、次第にスキルの暴走に苦しむことになる。


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 ### **3. スキルに振り回され、引退を決意するまでの経緯**


 - **プレイスタイルが崩壊**:

 - スキル「ランダマイズ」は、**攻撃や防御のターゲットがズレる、バフが意図しないステータスに適用される、アイテムが勝手に発動する**など、完全にコントロール不能な能力だった。

 - レオンは精密な戦術を得意としていたが、このスキルのせいで**戦局が狂い、仲間や味方にまで被害が出る**事態が多発。「一緒に戦いたい」と言われていた仲間たちも彼との協力をためらうようになってしまった。


 - **病気の発覚と心の消耗**:

 - さらに追い討ちをかけたのは、リアルで発覚した**病気**。治療のためにゲームに割ける時間が減り、彼はこの「扱い切れないスキル」に追い詰められ、**自分の限界**を感じる。


 - **引退の決断**:

 - 最終的に「これ以上このスキルに振り回されて、自分も仲間も傷つけたくない」という理由で、レオンは引退を決意。その後、彼のアカウントはひっそりと**二束三文で売りに出される**。


 ---


 ### **4. ルナが二束三文のアカウントを入手する経緯**


 - **アカウントの入手**:

 - ルナは偶然そのアカウントを**フリーマーケットで格安で見つけ**、「あ、安いしこれでいっか」と軽い気持ちで購入する。

 - レオンの過去やそのスキルのことは**何も知らない**まま、ただ「農業が楽しめそう」という理由でゲームを始める。


 - **スキルの発動とルナの天然プレイ**:

 - ルナの天然な行動と「ランダマイズ(仮)」のスキルが噛み合い、彼女は**無意識にスキルを使いこなしてしまう**。

 - 例:戦闘中に無関係な作物を植える→その作物が突如成長し敵を巻き込む。

 - 周囲のプレイヤー:「どうしてそんなことができるんだ!?」

 - ルナは「このスキル、すごく便利かも?」と、特に深く考えずに使い続ける。


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 ### **5. 引退プレイヤーとの再会と語られる真実**


 - **レオンとの偶然の出会い**:

 - ある日、ルナの農園を訪れた**謎のプレイヤー(実はレオン本人)**が、彼女の戦闘を見て驚愕する。

 - レオン:「……おい、そのスキル、どこで手に入れた?」

 - ルナ:「え? このアカウントに最初からあったよ?」


 - **レオンの告白**:

 - そこで初めて、ルナはこのスキルが**かつてのトッププレイヤーを引退に追い込んだ禁忌の力**であることを知る。

 - レオン:「そのスキルは、俺の人生を狂わせた呪いみたいなものだった……」

 - しかし、ルナはあっさりとこう返す。

 - ルナ:「そっか。でも私はただ楽しく農作業してるだけだし、なんとかなるよ!」


 - **レオンの救済**:

 - レオンは、ルナが**天然なプレイでこのスキルを楽しんでいる**姿を見て、自分の過去の執着が無意味だったことに気づく。そして、彼女のように**「ゲームを楽しむ心」を思い出し、再びログインする決意**をする。


 ---


 ### **6. 物語全体の整合性**


 - **スキルの入手と暴走の過程**:

 - 「ランダマイズ(仮)」は、普通のプレイヤーには制御不能なスキルであり、レオンはその力に振り回されて引退に追い込まれた。

 - 一方、ルナは**天然な性格ゆえに、そもそもスキルを制御しようとしない**ため、逆にスムーズに扱えてしまう。


 - **プレイヤーたちの反応**:

 - 他のプレイヤーたちは、「あの伝説のスキルを平然と使いこなしている」ルナに驚愕し、「あいつは一体何者だ?」と憧れと嫉妬の視線を向ける。


 - **レオンとの関係**:

 - ルナが**無意識にレオンのトラウマを解放**することで、彼は新たな希望を見出し、物語に感動的な要素を加える。


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 ### **7. まとめ:物語の面白さと感動の要素**


 この設定により、「**天然なプレイで禁忌のスキルを使いこなす少女**」というユニークな構造が完成します。

 - ルナの無邪気な行動が、かつての英雄の心を救うという**感動的なエピソード**が物語に深みを与えます。

 - 一方で、他のプレイヤーたちが彼女に振り回される姿が、**コメディとしての面白さ**を引き立てます。

 - 「何が起こるかわからない」スキルが、ゲームの戦闘や農園経営に影響を与え、予測不能な展開が続く物語が展開されます。


 この設定は、**笑いと感動を両立させたストーリー**として、読者を最後まで惹きつける作品になります。


 <ここまで>


 これが気に入り、2つほど軽く自力で第1話を書いてみましたが、それは封印ww


 でも書き始めは、トッププレイヤーがアカウントを放棄するときの絶望から始めるかな。

 そしてそれをメルカリではなくて、オープンシーじゃなくて。とにかく中古品を安く買えるサイトで激安で入手するルナの喜びのギャップで、これからとんでもないプレイが始まることを書いて、ワクワク感を持続させる方向で考えています。


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